用語解説
用語の読み
あい・しー・てぃー
用語の意味
Information and Communications Technologyの頭文字を使用した単語です。情報と通信に関する技術全般のことを指した言葉で、情報技術全般のことを表現するIinformation technology(IT)に、通信技術のcommunications を加えたものになります。ICTは、今後ITに代わって使用されていく言葉とされています。
医療分野へのICTの導入は近年活発になってきています。通信技術の発達によって高速で大容量のデータをやり取りすることが簡単となり、会社の規模に関係なく沢山の企業が医療に特化したICTビジネスを新規事業として立ち上げています。
医療現場での具体的なICT導入例としては、電子カルテによる患者情報の管理や病院間での情報共有、ネット回線を使用しての遠隔医療や、また医療事務での膨大な事務作業の軽減や効率化などがあげられます。
医療へのICT技術の浸透に合わせて、医療スタッフもこのような情報技術に関するスキルも求められているといえます。
看護師・椿(つばき)の一言コメント
ICTには、医療におけるICT(Information and Communications Technology)と看護におけるICT(Infection Control Team) があります。
看護の場合には、感染防御チームという意味で使われていて、病院内等の感染防止チーム、院内感染対策チームという意味合いでも使われています。
一方医療の場合(あまり詳しくないのですが…)情報コミュニケーション技術と訳されていますね。
又、ICTは、医療に留まらずICT教育として、小中学生の教育現場でも活用され実践的に各学校で行われています(時代だなぁ…)
つまりは医療におけるICTの活用は、レセプトや電子カルテ、地域との連携という意味で活用されていく事になるのでしょう(IT革命です!)
しかし、実際に普及するにはコストが高いことが問題点の様です…(新しいことをすると大抵お金がかかるものです)しかし、長い目で見れば医療費削減につながるという期待が込められている!!
それに、ユビキタス健康医療(誰でも・いつでも・どこにいても医療コミュニケーション技術を用いて便利な医療を受けられる)を実現するためにはやはり不可欠なものとなるのでしょう。