用語解説
用語の読み
えむ・あーる
用語の意味
MRとは医薬情報担当者(Medical Representative)ともいい、医薬品の適切な使用法を医療従事者を訪問する等して、医薬品の情報を提供したり、または収集して報告することが主な業務です。
一般的にMRは製薬会社に属していて、自社製品の情報を伝えることなので、製薬会社の営業職にあたります。ただし、他の営業とは違い、販売促進では無く薬剤の情報提供と収集活動です。またOTC医薬品や医薬部外品はMRの対象外とされています。
そのほかにも、自社製品に関する緊急な安全な情報を医療従事者に直ちにかつ正確に伝達する伝達すること、医療関連機関からのクレームに対応して自社に報告すし改善結果を報告すること、治験の進行に協力することなどがあります。
MRになるためにはMR認定資格という資格を持つ必要があります。これは、最低限の知識について確認する試験で、5年に1度更新が必要です。MR財団法人医薬情報担当者教育センターによって行われています。MR認定書が無くても仕事をすることは可能ですが、ほぼ全ての製薬会社が全MRの受験を申し込んでいるため避けては通れません。
そんなMRですが、現在日本に6万人います。
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看護師・椿(つばき)の一言コメント
MRというと…MRワクチン(はしかと風疹の混合ワクチン)を思い浮かべますが、今回はMR(医薬情報提者)さんです。
MRさんは、昔の所でいうプロパーさんですね(MRさんとは役割は違っているようですが…)
すごーく簡単に言えば、薬の説明や副作用正しい適正方法を伝えたり、治験等で活躍する人ですね。でも結局は営業マン!!
出没場所は病院の外来ということになるでしょう。ドクターの休憩時間を狙って出没するのが特徴ですね。
昔は良くご機嫌伺いに何人も来ていたのを思い出します(先生と話すために行列待ちでしたよね)
以前は、ドクターや看護師の接待=MR(プロパー)という図式が成り立っていたが、今ではとんと見なくなりましたね不景気なのか??陰でしているのか??
又、看護師には、薬剤名が書かれている指示棒やボールペン等‥製薬会社のおまけ的な製品が大量に配られていた。
これも最近は、たまにしかくれなくなりましたね(やはり不景気)結構重宝していたので残念です…。
MRさんの転職、求人状況はというと、MR認定資格を持っていて尚且つ経験があれば結構豊富にあるようだが、今後はMRの求人数が少なくなる見通し立っていると言われている。
MRさんの大元は製薬メーカー(企業!!)派遣MRなるものも存在しているので、やはり不景気ということを物語っている…。