自律神経失調症

自律神経失調症【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2011年6月17日
最終更新日:2011年6月17日
(変更日:2011年9月1日) ※

用語解説

用語の読み

じりつしんけいしっちょうしょう

用語の意味

自律神経とは、活動期に働く「交感神経」と、休息期に働く「副交感神経」との二種類に分かれており、自動的に切り替わって人の身体を調節しています。このコントロールが上手くいかなくなるのが自律神経失調症です。

発病の原因ですが、半数以上はストレスによって引き起こされます。また、そのほかに不規則な生活や更年期等が原因でホルモンのバランスが崩れたり、遺伝的な原因で引き起こされる場合もあるので判断が難しい病気でもあります。

また特徴としてこの病気は、うつ病やパニック障害、過敏性腸症候群や身体表現性障害などが原疾患として認められる場合が多く、原疾患が特定できない場合でもストレスが要因になっている可能性が高いため、適応障害と診断されることがあります。

発病するとめまいや冷や汗が出たり、体の一部が震える、脈が速くなる、血圧が激しい上下、立ち眩み、耳鳴り、吐き気、頭痛、微熱、過呼吸、生理不順といった身体症状から、人間不信、情緒不安定、不安感やイライラ、抑うつ気分など精神的な症状が現れます。

治療には抗不安薬やホルモン剤を用いた薬物療法や、睡眠の周期を整える行動療法などが行われています。いずれにせよ崩れたバランスを元に戻すことが重要となってきます。

 

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

自律神経失調症の主な症状は、頭痛、めまい等の症状、全身症状から、精神症状まで体のありとあらゆるところに不調が現れます。
治療は殆んど心理療法と呼ばれるカウンセリングが多いですが、薬物治療する場合に、主に使われる薬は、抗不安薬、抗うつ剤、睡眠薬等、精神薬が殆んどですね。

ネットのサイトでも自律神経失調症のセルフチェックなるものがあったので、さっそく私もやってみました。
結果は全然心配いりませんでした。
やる前から「私には縁のない病気かなぁぁ」と薄々は気付いていましたが、やはり性格的なものが大きいのでしょう。

でも、自律神経失調症は、決して珍しい病気ではなく誰にでも起る可能性がある疾患なのです。今から気を付けておきましょう。
精神的ストレスが大半を占めている原因なので、まずは、普段からストレス発散方法を考えておくのが良いですね。
ちなみに私は、ストレッチ(体を伸ばすとスッキリしますよ!)大声を出す(注:部屋でやると、近所迷惑!枕を押しつけて私は大声を出しています)
結構スッキリするものですよ!

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