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AHI

AHI【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2011年6月27日
最終更新日:2011年6月27日
(変更日:2013年8月12日) ※

用語解説

用語の読み

えー・えいち・あい

用語の意味

Apnea Hypopnea Indexの頭文字からきている名称で、日本語表記すると無呼吸低呼吸指数となります。睡眠時無呼吸症候群の症状の重さを判断するための指数です。

患者が一晩眠る間に発生している低・無呼吸の合計回数を時間数で割ることで、一時間あたりの低・無呼吸の回数を算出し、この数値がAHIとなります。

AHIの値が5以上になると睡眠時無呼吸症候群と診断され、16~30を中程度、301~45を重症、46以上になると最重症患者となります。

このAHIの数値は健康保険適用に関わるもので、AHIが中程度以上の患者はCPAPなどの治療器を利用する際に健康保険が適用されます。

低呼吸(Hypopnea)と無呼吸(Apnea)の違いは、停止時間が10秒以下か10秒以上かにあります。

低・無呼吸の回数と時間は、入院型のPSG検査や簡易キットを用いて自宅での検査によって得られたデータを用いて算出できますが、自宅などで検査する場合睡眠中の寝返りなどで検査機器が外れる場合などがあり、専門スタッフがモニタリングしているPSG検査の方がより正確にAHIを算出できます。

 

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

AHIは無呼吸低呼吸指数の重症度を調べる指数ですね。一般的にはSAS等の症例時に使われていますね。これは、患者の睡眠時の低・無呼吸の合計回数を時間数で割って、一時間あたりの低・無呼吸の回数を算出した値がこの指数となります。

通常の流れとしては⇒症状で受診⇒簡易検査⇒AHI指数算出⇒40以上なら重症(診断・治療)40未満ならPSG検査(診断・治療)⇒CPAP・マウスピースという感じでしょうか。また、 治療の効果を判定する際にもAHIを用いることが多く、CPAP療法下で睡眠ポリグラフ検査を行うと、このAHIの値が劇的に改善されているとのこと!!
しかしこの改善は表面的なものになるので、本格的治療となると継続的にCPAPを用いることになるでしょうね。私も子供が装着していたCPAP装置を見た事がありますが、以前は結構物々しかった印象がありましたが、今は本当コンパクトになって扱いやすくなりました(文明の利器!)

日本ではこのAHIの指数が30以上になる患者さんが多いようです。30以上になると重症とされていますが、他の疾患とは違って、治療によって確実に改善するので、あまり気にする必要はないようですけど。最も早期発見!!早期治療!!が重要となるということでしょうね。

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