用語解説
用語の読み
ふみんしょう
用語の意味
不眠症は英語ではInsomniaといい、睡眠時無呼吸症候群と並ぶ、重要な睡眠障害です。
症状は大きく4種類に分けることが出来ます。
- 眠れない、もしくは横になって眠るまでに一時間以上かかる(入眠障害)
- 入眠できても朝になるまでに何度も目覚めてしまう(中途覚醒)
- 朝早く目覚めてしまい、それ以降寝付けなくなる(早朝覚醒)
- 何時間寝ても熟睡感が得られない(熟眠障害)
原因としては身体的な疾患、精神疾患、生活の環境など、ストレスなどの心理的要因、アルコールや煙草による薬理学的要因など様々なものがあげられます。
原因にもよりますが、治療には精神科や内科で診察が必要です。最近では睡眠外来などがあるクリニックも増えており、立地によっては夜遅くまで診察しているところもあります。
不眠症はうまく眠れない事から来るストレスや、肉体が十分な休息を得られないことから心身に過大な負荷を与えます。
その結果引き起こされる慢性疲労や不定愁訴は、直接的な死にはつながりませんが、眠れない事からくる苦痛から自殺に至るケースはあります。
看護師・椿(つばき)の一言コメント
不眠症といえば、睡眠障害の一つですね。呼んで字のごとく、眠れない!寝つきが悪い!目が覚める!といった症状が主となるわけだが、
原因は、精神疾患、薬の副作用、アルコール、神経症、環境、ストレスなど、様々な要因が重なって起こるわけですが、私にもかつて、不眠症と言われる時代があった!
それは、新人看護師時代、夜勤デビューして間もない頃、不規則な仕事に慣れなくて、眠れないに加え頻尿……
結果、1年位平均睡眠時間は3~4時間だった!(涙)そしてとうとう円形脱毛症にまで!
中堅になってからも、ステりそうな(亡くなりそうな)患者がいる夜勤の前には、やはりよく眠れないのである…。
私も意外に神経が細いのだなぁぁと思っていたが、まあ、そんな時代を乗り越え今の私がいるのである。
不眠症を解消するには、椿の場合には、だだひたすら耐えて乗り切りましたが、治療と言うと、睡眠薬の服用、生活指導、高照度光療法、寝具を変える等でしょうか
やはり人間にとって睡眠は欠かせないもの!原因を排除して良い睡眠をとりたいものですね。