術後の全身状態の観察 出血
術後の全身状態の観察 出血【いまさら聞けない看護技術】
最終更新日:2014年1月16日
目的
- 術後の出血に関する観察項目を理解し、異常時には適切な対応ができる
観察項目
- 術中の出血量および術前術後の血液データ
- 創部のガーゼやギプスの滲出状況
- ドレーンのからの排液
- バイタルサイン
- チアノーゼの有無
ポイント
- 肝切除術、心臓血管外科、骨・関節の術後は出血が多くなることがあるので、術前から全身状態の把握に努める
- 必要時、輸血を行うことがあるため、輸血の注意点を理解しておき、事前に出血量が多くなることが予測される場合は、輸血の準備が必要であるかを確認する
- 多量の出血が予測される手術では、事前に貯血を行い術中または術後に自己血輸血を行うことがある
- 患者の覚醒状況が悪かったり、認知症がある場合は、ドレーンの自己抜去やガーゼを剥がしたりする危険性があるので注意する
- 外観上の出血だけでなく、創内部での出血も予測し、バイタルサインやチアノーゼの有無等、観察する
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