PSG試験の介助

PSG試験の介助【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • PSG試験の介助について理解を深め、適切な介助ができる

検査の概要

  • 入眠中の記録から睡眠の状態を調べる検査である
  • 通常は、睡眠時の状態を調べるために、一泊入院をして施行する
  • 睡眠時の全身状態がどのようになっているか把握するための検査であり、睡眠度無呼吸症候群に対する重症度の判定、疾患分類(中枢性・閉塞性・混合性)の鑑別、治療効果の判定などができる

必要物品・準備

  • PSG試験装置
  • 体位ベルト
  • 専用センサー
  • テープ

方法

  1. 事前に食事・排尿・洗面などは済ませてもらう
  2. 脳波・呼気流量・眼球運動・いびきなどの状態を記録するため、専用のセンサーおよび心電図・筋電図電極を装着する
  3. 胸・腹部の呼吸筋の動きを調べるため、体位センサー付きのベルトを装着する
  4. 左右どちらかの指に動脈血酸素飽和度センサーを装着する
  5. 患者が一晩眠っている間に、各センサーで状態を記録する
  6. 検査終了後、睡眠記録アンケートに記入してもらう
センサーが外れることに不安がある場合は、固定用テープを用いて確実に固定する

アセスメント

  • 数秒から数分間の睡眠中の呼吸停止や、大きないびきをはじめ、起床時の頭重感、日中の眠気や集中力の低下、夜間頻尿などの症状が出る場合がある
  • 睡眠時無呼吸症候群の場合に見られる症状は、以下のとおりである
    • 睡眠中に呼吸が停止することがある
    • 大きないびきをかく
    • 夜間にトイレに起きる回数が多い
    • 熟睡感の欠如、集中力の低下、日中眠くなる、起床時の頭重感などの自覚症状がある

注意点

  •  センサーの取り付けや設定には1~1.5時間かかるため、時間に余裕をもって行う
  •  正確に脳波測定が行われるよう、事前に洗髪を済ませ、しっかりと髪を乾かし、ワックスなどをつけないよう説明する
  • マニキュアや化粧は事前に落としてもらう
  • 下顎に電極を装着するため、基本的に髭剃りが必要であることを説明する
  • 検査中にトイレに行く場合は、体動があったことを器械に記録する必要があるため、必ずナースコールで呼ぶよう説明する
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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