病棟での手指衛生のポイント

病棟での手指衛生のポイント【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 正確な手指衛生について理解を深める

手指衛生とは

  • 手指衛生には主に4つの種類がある
  1. 流水と非抗菌性の石鹸を用いる手洗い
  2. 流水と界面活性剤あるいは消毒薬入りの石鹸を使用する手洗い
  3. 手指消毒剤を手指に擦り込む手指消毒
  4. 術前などに擦り込み式の手指消毒剤を用いる手指消毒あるいは手指に付着した細菌を減少・除去させる目的で消毒薬を使用した手洗い

体液や血液の付着により、手指が明らかに汚れている場合は、1あるいは2の方法を用いるが、明らかな汚れの付着が見られない場合はアルコールをベースに用いた手指消毒剤を擦り込む

  • 看護業務をするにあたり、効果的に手指衛生を保つためには業務の動線を考慮し、使用しやすい場所に手指消毒剤を用意する

手指衛生が必要な場面

  • 患者や患者の周辺にある物品に接する前後
  • 無菌・清潔操作の前
  • 血液などの体液が付着した可能性がある場合

手指衛生が遵守されているかを確認する方法

  • 擦式手指消毒剤や石鹸の使用量について推移の調査を行う
  • 手指衛生が必要なタイミングで行われているかを直接、スタッフのケアの場面を観察する
  • 手指衛生が徹底されていない場合は徹底を阻害する因子を除去する
    • 石鹸・擦り込み式の手指消毒薬の配置や使いづらさの改善
    • 手荒れがあるスタッフに対しての指導
    • シンクの位置の見直し
    • スタッフへのフィードバックによる教育指導
    • その場で注意・喚起を促し、必要な場面に気づいてもらう
    • 手指衛生の実施率の提示や、どのような時に手指衛生が実施されていないかの事例を挙げたり表に示して情報を共有する

注意点

  •  「隔離予防策のためのCDCガイドライン」や「医療現場における手指衛生のためのWHOガイドライン」においては、流水と非抗菌性の石鹸を用いて手洗いを行った直後に擦りこみ式の手指消毒剤を併用すると皮膚炎などのトラブルを起こすリスクが高いことが指摘されているため、同時使用は避けるようにする
  • 手指衛生の徹底は感染のリスクを減らすために最も重要であるため、多種多様なサーベイランス(感染症の監視)のデータと照合し、手指衛生の遵守について評価することが大切である
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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