間欠的空気圧迫法

間欠的空気圧迫法【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2014年10月2日
最終更新日:2018年11月05日
(変更日:2019年10月28日) ※

目的

  • 間欠的空気圧迫法について理解を深める
間欠的空気圧迫法は、深部静脈血栓症(DVT)を予防する為に行われるものである

必要物品・準備

  • フットポンプ(本体)
  • スリープ(装着部)

方法

  1. ふくらはぎの裏の部分にスリープの中心部分が当たるよう調整し、それぞれの下肢に装着する
  2. 本体のポンプ部の圧力ダイヤルを40mmHgに設定する

観察項目

  • フットポンプ本体と、スリープから伸びるホースの接続部位(確実に接続できているか)
  • 下肢とスリープの間の適度な隙間(指1本程度)
  • 皮膚トラブルの有無
  • 加圧刺激に伴う疼痛や持続的な加圧による不眠の有無
  • ホース接続に伴う拘束感の有無

アセスメント

  • 下肢に巻いたスリープ部分に送気による間欠的マッサージを施行し下肢静脈のうっ血を減少させることにより、深部静脈における血栓の形成を予防する方法である

利点

  • 出血のリスクが高いなどの理由から薬物療法が行えない場合に有用な予防法である
  • 下肢の運動ができない場合でも、他動的に下肢の静脈還流を促すこと可能である

欠点

  • 接続チュープでつながれている状態となるため、早期離床の妨げになる恐れがある

注意点

  • 基本的には手術前または手術中から使用を開始する
  • 下肢の血栓がないことを確認してから装着する
  • 安静臥床をしている間は一日中終日装着し、離床後も歩行がしっかりとできるようになるまでは装着を続けることがある
DVTがすでに存在している場合は肺塞栓を誘発する危険性があるため禁忌である
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