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介護給付費分科会

介護給付費分科会【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2011年8月23日
最終更新日:2011年8月23日
(変更日:2013年4月13日) ※

用語解説

用語の読み

かいごきゅうふひぶんかかい

用語の意味

平成13年の中央省庁再編に伴い社会保障関係の22審議会が、社会保障審議会、厚生科学審議会、疾病・障害認定審議会など8審議会(現在は14審議会)に統合再編されました。

介護給付費分科会とは、社会保障審議会の下に置かれた分科会で、介護報酬についての審議や介護施設の在り方、介護サービス事業の実態把握、介護事業経営概況や介護従事者処遇状況の調査及び検討などを行ないます。

介護給付費とは、1年間の介護保険給付費の総額のことで、居宅介護サービス費、施設介護サービス費などの介護給付にかかる費用及び居宅支援サービス費など予防給付に要する金額の合計であり、半分を保険料、残りは公費で賄われます。
社会保障審議会令により、当会に属する委員、臨時委員及び専門委員は学識経験のある者のうちから厚生労働大臣によって指名され、任期は2年間と定められています。現在は大学教授や学術団体、法人の理事など、25名の委員で組織されています。

分科会及び審議会は、委員と議事に関係のある臨時委員の三分の一以上が出席しなければ、会議の開催及び議決ができません。議決は出席者の過半数で決定され、可否同数の場合は、会長の判断に委ねられます。会長は分科会に属する委員の互選によって選任されます。分科会で議決された意見は審議会の議決として扱われ、厚生労働省に提出されます。しかし、審議会が出す意見は原則的に拘束力が無く、政策に反映させるかは厚生労働省の判断に任せられます。

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

介護給付費分科会は簡単に言うと介護保険を今後どの様にしていくか医師会、看護師協会のお偉いさんや大学教授等で話し合い厚生労働省に議題提出する会ですね。
平成23年度の議題では介護認定の有効期間の見直しや平成24年度の介護報酬改定に向けて地域包括システムの実現、地域で介護を支える体制・役割・分担、利用者にふさわしいサービスの提供・・なんてことが話し合われているようです。

現在は介護系サービスが増えているのに対して、医療系サービス(訪問看護などが)少ないと言う実状!!これは改善する余地があるなぁ…と感じますよね。
やはり介護系サービスに伸びがあるのはそれだけ供給している企業が多い!!医療系は提供する機関が少ない&コストが掛る、当然人材不足も挙げられるだろう…。

しかし、幾ら話し合っても決定権があるのが厚生労働省ではね…。この意見がお上に行かないと何の意味のない会になってしまうのではないかと…そう思いませんか??

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