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高度先進医療

高度先進医療【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2011年9月2日
最終更新日:2011年9月2日
(変更日:2013年8月24日) ※

用語解説

用語の読み

こうどせんしんいりょう

用語の意味

高度先進医療とは、国民の安全性を確保し、患者負担の増大防止、国民の選択肢拡大、利便性向上などの観点から、厚生労働省が特に将来性があると判断した先進技術について、保険診療との併用を認める制度です。平成18年の「健康保険法の一部を改正する法律」において「先進医療」へと名称が変わりました。なお、保険診療との併用を認めたのは、将来的な保険導入に向けて評価を行なうためであり、そのため先進医療を実施している保健医療機関は、厚生労働省への定期的な報告が求められます。

先進医療は平成23年8月現在で、93種類が認定されています。それらの先進医療を実施するには、該当技術ごとの要件を満たさねばならず、現状は、実施施設は国立病院や大学病院などの設備の整った機関や、がんセンターなど専門的な機関が多くなっています。先進医療の実施を承認された機関は「特定承認保健医療機関」と呼ばれます。

先進医療を受ける際、被保険者証の提出など、手続きは一般の保険診療の場合と同じです。その診療の中で、患者が希望し、医師がその必要性と合理性を認め、治療内容や必要な費用など十分な説明があった上で同意書が作成され、実施となります。

先進医療に係る費用は全額、患者の自己負担です。それ以外の、診察・検査・投薬・入院費などが保険の対象となり、患者の一部負担となります。先進医療費は、医療の種類や病院によって異なり、場合によっては100万円超の高額になることもあります。個人で負担することは難しく、民間の医療保険などでは、先進医療への保障が付いた保険なども販売されています。自治体では群馬県のように県民が先進医療のひとつである重粒子線治療を、群馬大学で受けるため治療費を金融機関から借り受けた場合、その利子の一部を補助する制度を設けるケースもあります。

高度先進医療を行っている医療機関に転職を考えている方へ

転職先を決める際は、給与・待遇などの労働条件や労働環境、仕事内容なども含め、総合的な情報を元に判断する必要があります。

高度先進医療を行っている医療機関は、大学病院、国立病院やがんセンターなど、比較的規模が大きい病院が挙げられますが、その特色は医療機関によって実に様々であり、高度先進医療の専門分野もそれぞれ異なります。

高度先進医療についての情報は、インターネットや情報誌などからも得ることが可能ですが、一番重要なのは、情報の「信頼度」です。

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看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

高度先進医療と聞くと高額な費用の掛る治療という風に感じますよね。
それもそのはず、以前までは全部保険診療外となっていましたからね。
これが平成18年度から保険診療と併用することが出来るようになりました(通常の診察・検査・投薬・入院費などは保険の適用になる)
又、医療保険の商品でも特約として、高度先進医療に加入する人も現在増えていますね。

高度先進医療を実施している医療機関の一覧(特定承認保健医療機関)を見てみるとやはり!!という様に癌専門病院や、大学系の大病院等が平成23年12月現在で1036件あります。
先進医療の技術名を見ても、重粒子線がん治療等(技術料約300万円)が代表的で、特に癌治療に対する技術が多く見られます。
それほど、新しい治療技術が開発されているということでもあり癌患者にっては心強いでしょうね。

しかし、費用の面ですよね…。高い…技術や効果が高いとなればやはりその分費用がかかる、しかも全額自己負担!!なんてことも…。高度先進医療…受けたいけど……と感じてしまいますよね。

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