埼玉県は人口推計725万人の大都市。なかでも、さいたま市は人口120万人を超え、埼玉県内でもっとも人口の多い都市です(平成27年国勢調査)。
まずは、そんな埼玉県の医療状況について少し見てみましょう。
埼玉県の医療状況
看護師不足は他の都道府県より深刻!?
平成25年 保健統計年報によると、埼玉の病院数は342件でした。
これは全国の病院数ランキングでは6位にあたります。
一方、人口10万人に対しての病院数でみると、埼玉は4.7件。
全国平均の6.7件に対して マイナス2件で、全国43位(東京都は41位)まで順位が下がってしまいます。
さらに、人口10万人に対して就業している看護師の数をみてみると、埼玉県は528.4人。
全国平均796.6人よりもマイナス268.2人となり、全国47都道府県の中で最下位です。
※参照:平成25年 埼玉県保健統計年報 統計資料(第2章 医療統計)
こうしてみると、埼玉県の看護師不足は他の都道府県より深刻な状況となっていることがお分かりいただけるかと思います。
そんな埼玉では「看護師として、一人でも多くの患者さんを救いたい、十分な医療サービスを提供したい」こうした思いのもとに、看護師としての本領を発揮して働くのにピッタリの場所といえます。
しかし!
あまり大きな声では言えませんが ”看護師不足”ということは、裏を返せば、なんとかして看護師を集めたい病院が多い地域 = 好条件の看護師求人が多い地域 とも言えます…
今回は、そんな看護師不足の埼玉県の病院の中から『看護師としてちゃんと働きたい人』にも『好条件の病院で働きたい人』にもオススメの病院を、私、椿がいくつかピックアップしてみました。それではどうぞ!
埼玉県内で “王道”ともいえる 大学病院・大病院
埼玉医科大学病院(本院 972床)
埼玉医科大学と本院は、埼玉県比企郡毛呂山町にあります。都市部とは言えない地域ではありますが、そのぶん敷地は広大です。
埼玉医科大学病院は、本院の他に以下2つの附属病院があります。
- 埼玉医科大学総合医療センター(1053床)
所在地は埼玉県川越市。災害拠点病院。ドクターヘリ運航中。
県内唯一の高度救命救急センターと総合周産期母子医療センターを併設した総合病院。 - 埼玉医科大学国際医療センター(600床)
所在地は埼玉県日高市。がん、心臓病、救命救急医療に特化。
病院間で看護師の交流もあるようです。
埼玉医科大学病院は、これらグループ3病院を合せると2,500床を超える、埼玉県内でもっとも規模の大きな病院です。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 「乳がん看護」「皮膚・排泄ケア」「緩和ケア」「糖尿病看護」「脳卒中リハビリテーション看護」の5つの分野においてグループ3病院は認定看護師の実習施設に認定されている
- 特に、将来的に上記5つの分野で認定看護師資格を取りたいと考えている人にはぜひ挑戦して頂きたい病院
- 看護学生、既卒者を対象に1~3日間(宿泊施設完備)のインターシップを開催しており、看護の現場の雰囲気を知ることができる
- 新人看護師に対する教育制度が整っている。3年目の先輩がプリセプターになって1年間親身に教えてくれる。また、エルダー制度を導入しており、プリセプターへの助言や指導・新人看護師への指導や評価を行う教育担当者がいる
看護師にとって嬉しいポイント
- 大学や大学院への進学、院内認定制度がある
- 育休後、3歳までは時短勤務が可能
- 3病院共にクリニカルラダーⅠ~Ⅴを用いた教育制度を実施している
※参照:埼玉医科大学病院
埼玉医科大学病院の採用情報を見てみよう!
埼玉医科大学病院の採用情報が掲載されているのは、レアな求人情報を取り扱う一部の紹介会社のみ。(しかも、そのサイトに登録しないと実際のところはわからない)
そこで、埼玉医科大学グループの看護部サイトをみてみました。
2016年5月現在、翌年度新卒採用、常勤中途採用、パート中途採用の情報がありました。
こちらは常勤中途採用の採用情報です。
復職を希望した場合、グループ内のそれぞれの病院で看護職復職支援研修もあるので、ブランクがある人でも安心ですね。
※参照:埼玉医科大学病院 募集事項
自治医科大学付属さいたま医療センター(608床)
こちらはさいたま市にある、栃木県の自治医科大学の付属病院です。
病院規模は608床ですのでやや大きめの病院、というところでしょうか。
大学付属病院ではありますが、この病院自体は3次救急の指定病院ではないようです。
※2016年4月1日、救急センターに指定されたようです。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 循環器医療を中心とした急性期医療を提供。血液科では造血幹細胞移植診療をおこなっている
- 手術支援ロボット『ダヴィンチ』やハイブリッド手術システムを取り入れている
- 病院指標の公表を行っており、具体的な数値の収集・分析がわかりやすい
- 埼玉医科大学病院と同様、自治医科大学自体は私立学校(私学)なので、健康保険ではなく私学共済となる。とはいえ、福利厚生は基本的には国家公務員とほぼ同じ
- 2016年4月に救命救急センター開設
看護師にとって嬉しいポイント
- 各部署に、看護技術や業務の習得、学習の支援をおこなう『看護実践指導者』が1名以上配置されている
- クリニカルラダーⅠ~Ⅳの評価をもとに将来的な方向性を見据えてキャリア形成ができる
- 院内保育所「あおぞら」がある(生後57日から3歳まで)
- 様々な分野の専門・認定看護師が在職している
- 看護師特定行為研修センターを2015年8月に設置
自治医科大学付属さいたま医療センターの採用情報を見てみよう!
こちらの採用情報も一部の転職サイト以外では掲載されていなかったため、病院のサイトから募集要項を確認してみました。
2016年5月現在、看護部の採用情報サイトに翌年度新卒採用試験の情報、また既卒・経験者の看護師募集情報もありました。
待遇面に関しては、待遇・福利厚生のページに初任給の情報があります。
初任給は国家公務員に準拠するようです。
※参照:自治医科大学付属さいたま医療センター 待遇・福利厚生
北里メディカルセンター(372床)
北里大学病院の付属病院の一つ、北本市にある北里メディカルセンターも埼玉では大きな病院です。
とはいえ、大学と本院自体は神奈川県 相模原市にあるため、埼玉県内での病院規模としては埼玉医科大学病院よりは少し小さくなります。
東京都内にも付属病院がありますが、病院間での看護師の異動があるかどうかは分かりません。(医師のローテーションはありそうですけどね)
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 院内にDMATがあり、この地域での救急医療の中心的病院
- 認定・専門看護師の他、消化器内視鏡技師やACLSインストラクターなどもいる
- 治験センターがある(抗癌剤は無い?)
- ハートセンターがあり、このエリアの循環器疾患治療の中心的病院
というところでしょうか。
看護師にとって嬉しいポイント
- 認定・専門看護師の他、消化器内視鏡技師やACLSインストラクターなどもいる
- ACLSの資格は2年ごとに更新。患者急変時や救命処置の現場で医師と同じレベルの対応ができる
- 助産師学校、大学院、認定看護師の養成学校への進学については奨学金制度あり
- クリニカルラダーⅠ~Ⅳまであり、到達目標が明確に示されている
- クラブ活動あり
- 保育所(北里メディカルサービスに委託)あり。0歳時から就学前の子供が対象
※参照:北里メディカルセンター
北里メディカルセンターの採用情報を見てみよう!
北里メディカルセンターの採用情報は、看護学生向けの転職サイトにはありましたが、中途採用は見つからず…。
こちらも病院のサイトから求人情報をみてみました。
2017年度の採用試験の情報が掲載されていますね。
2016年5月現在、9月まで毎月2回採用試験を行っています。(それ以外の日でも問い合わせれば対応してもらえるようです)
- ※参照:北里メディカルセンター 募集案内
埼玉ではこちらも有名。県立病院5つ
埼玉の県立病院は5つあります。
- 埼玉県立 がんセンター(北足立郡伊奈町 503床)
- 埼玉県立 循環器・呼吸器病センター(熊谷市 結核病床51床を含む319床)
- 埼玉県立 小児医療センター(さいたま市岩槻区 300床)
※2016年中頃に、さいたま市中央区へ移転予定(さいたま赤十字病院と隣接) - 埼玉県立 精神医療センター(北足立郡伊奈町 183床)
- 埼玉県 総合リハビリテーションセンター(上尾市 リハビリテーション病院で120床)
中でも、埼玉県立がんセンターは埼玉県立病院グループの中心的な病院です。埼玉県内の「がん治療」の中心ともいえる病院でもあります。
就職については、埼玉の県立病院そのものには看護学校はなく、埼玉大学に看護学部があり、そこの卒業生が多く就職しているようです。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 標準治療と高度医療を行う病院として、多診療科・多職種によるキャンサーボードで治療方針を検討・決定し、最善の医療を提供する
- 2013年12月に新規移転し、503床を有する。埼玉県がん医療の中核。「都道府県がん診療連携拠点病院」として県内の「地域がん診療連携拠点病院」・「県がん診療指定病院」とともに地域の医療機関と連携して埼玉県のがん医療の向上と均てん化を図っている
- ダ・ヴィンチ、PET-CTの導入、高精度放射線治療、新規化学療法・治療法の開発・導入、遺伝子診断によるオーダーメイド治療の推進に力を入れている
- 重粒子線や陽子線を使った治療を希望する方には当センターの紹介により治療を受けることができる
- 日本一患者と家族にやさしい病院を基本方針に掲げている
- 日本医療機能評価機構認定病院である
看護師にとって嬉しいポイント
- 認定・専門看護師の育成に力を入れている(2016年、75名)。認定看護師教育機関には給与支給を受けながら通うことができる
- 専門看護師については研究育成制度を活用し、資格取得のために大学院へ通うことが可能
- クリニカルラダーⅠ~Ⅳの活用
- プリセプターがマンツーマンで個人に合わせた教育指導をしている。さらにアソシエートナース(病室担当看護師)によりプリセプターの補佐・指導・支援あり
- 管理(ライン職)とスペシャリスト(スタッフ職)の2つの昇任コースがあり、自分の希望に合わせてキャリアデザインが行える。変更することも可能
- 各県立病院の専門分野に関する研修が豊富にある
- 子育て支援に力を入れており、育児短時間勤務や部分休業など選ぶことが可能
- 年に1度「職務満足度調査」を実施し、職務環境の改善を図っている。自己申告制度によって人事異動や育児等の配慮をしてもらえる
- サークル活動が盛ん。看護師に限らず多職種が集まってスポーツや文化活動に取り組んでいる
埼玉県立病院の採用情報を見てみよう!
県立5病院で採用される看護師は 埼玉県の職員(=地方公務員)となるため、県立5病院のどの病院であっても 待遇は同じです。
2017年4月1日採用予定の情報が、埼玉県立病院看護師募集の採用情報のページに掲載されています。
配属先は本人の希望、実績、意欲、適性、能力が考慮してもらえます。
また県立病院間での異動もありますが、それぞれ専門病院なので、短い期間で複数病院を転々と異動させられる、ということはないそうですよ。
※参照:埼玉県立病院看護師募集 採用情報
では、ここからは埼玉県でちょっと変わった特徴のある病院を紹介していきます。
新人研修に力を入れている病院
上尾中央総合病院(724床)
上尾市にある上尾中央総合病院は、民間病院としては規模も医療も、おそらく埼玉県内トップクラスの病院といえるでしょう。
上尾中央医科グループ(AMG)という病院・施設を開設しているグループの基幹病院であり、県内外にも多くの系列病院を持っています。
上尾中央総合病院の特徴はいろいろありますが、転職・就職を考える際にもっとも目にとまるのが、看護師の新人教育に“ジョブローテーション”を取り入れているところでしょうか。
ジョブローテーションは、比較的大きな病院で最近流行りつつある新人研修方法で、入職してから約1年かけ、全部署をグループでローテーションする、というものです。
つまり、初入職後、数か月~1年ほどで辞めてしまう看護師を少しでも減らそう!という考えですね。
このジョブローテーションによって、新人は全部署で実際の仕事を経験し、本当に働きたい部署、専門性を高めたいと思う分野を自己分析してから、本配属されることになります。
しかも、その1年間の中で基本的な看護実践能力も身に付きますので、本配属されたら即実践力にも成り得ます。
上尾中央総合病院には全国各地から就職してくるようですが、この研修は新人にとってはかなりありがたいものですよね。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 上尾中央医科グループ(AMG)という病院・施設を開設しているグループの基幹病院であり、県内外にも多くの系列病院を持っている
- 民間病院としては規模も医療も、おそらく埼玉県内トップクラスの病院
- 埼玉県がん診療指定病院である
- 2014年5月には緩和ケア病棟が完成し、きめ細かい緩和ケアを提供している
- 遺伝カウンセリングを行うことを主な使命とする臨床遺伝科がある
- 2013年6月にハイブリッド手術室導入(埼玉県北の県央医療圏で初)
- 心臓血管センターがあり、TAVI、ダ・ヴィンチなど最新治療法をハートチームで行っている
看護師にとって嬉しいポイント
- 看護師の新人教育にジョブローテーションを取り入れている。ジョブローテーションは、比較的大きな病院で最近流行りつつある新人研修方法で、入職してから約1年かけ全部署をグループでローテーションするというもの。本当に働きたい部署、専門性を高めたいと思う分野を自己分析してから本配属となるので離職率が低い。過去5年間の離職率は驚きの1~2%で推移している
- キャリアラダーシステムによる継続教育、専門分野研修(院内認定コース)など個々の能力に合わせたキャリア開発プログラムを導入している
- 専門・認定看護師の育成に向けたバックアップ体制や、ジェネラリストの質向上に向けた認定看護師の活躍の場を提供している
- 2015年7月に保健師助産師看護師法に基づく特定行為研修の指定研修機関に認定され、毎年1年間の研修を行っている
- 中途入職者も希望者を対象に配属前のジョブローテーションを導入している。また、集合研修やキャリアラダー臨時認定制度がある
※参照:上尾中央総合病院
上尾中央総合病院の採用情報を見てみよう!
2016年5月現在、転職サイトで病棟看護師の求人情報を探すことができました。
※参照:看護roo!
緩和ケア・ホスピスがある病院
埼玉石心会病院(349床)
狭山市にある埼玉石心会病院は、病院規模は349床とそれほど大きな病院ではありませんが、サテライトクリニック、健診センター、特別養護老人ホームなどの関連施設のある病院です。
大もととなるのは、神奈川県 川崎市にある石心会グループ。
埼玉石心会病院自体は入院治療と救急医療に特化しており、外来診療は隣接するサテライトクリニックを受診することになるようです。
この病院で気になる特徴は、院内にある緩和ケア病棟です。
緩和ケア病棟自体は比較的新しいようで、全室個室で8床と少ないベッド数ではありますが、緩和医療科の専門医やがん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、がん化学療法看護認定看護師などの看護師もいます。
緩和ケア委員会もあり、医師・看護師・薬剤師・臨床心理士・栄養士・ソーシャルワーカー等がチームを組み、連携しながらケアを行っているようです。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 2017年11月に新築移転。今までの349床から450床に増床し、最先端の医療設備や災害に対応するためのヘリポートを備える病院となり、狭山市・入間市・所沢市・飯能市・日高市の5市を中心とした中核病院である
- サテライトクリニック、健診センタ―、特別養護老人ホームなどの関連施設あり
- 大もととなるのは、神奈川県 川崎市にある石心会グループ
- 埼玉石心会病院自体は入院治療と救急医療に特化しており、外来診療は隣接するサテライトクリニックを受診する
- 「断らない医療・患者主体の医療」を理念に掲げ、低侵襲治療中心に置いた低侵襲脳神経センタ―、内科・外科を統合した心臓血管センターなどがある
- 緩和ケア病棟は全室個室で20床。緩和ケア委員会もあり、医師・看護師・薬剤師・臨床心理士・栄養士・ソーシャルワーカー等がチームを組み、連携しながらケアを行っている
- チーム医療への取り組みとして委員会が数多くある
- ほぼ毎日「石心会健康塾」を開催し、地域の健康意識を高める活動を行っている
看護師にとって嬉しいポイント
- 新人教育は2年かけてじっくり育てる方針。1年目は基礎的な技術や知識を習得。2年目には応用を学び看護師として自立を目指す
- 院外研修は公費で必ず1つの研修に参加可
- 「特定行為に係る看護師制度」の受け入れ。この制度により従来の看護師よりも幅広い医療行為を行うことができる。石心会病院では2017年4月よりプログラムを終えた看護師が医師の指導を受けながら診療部において研修を受けている
- 1day、2dayコースのインターンシップあり
- サークル活動が盛ん
※参照:埼玉石心会病院
埼玉石心会病院の採用情報を見てみよう!
2016年5月現在、こちらの求人情報も、転職サイトで探すことができました。
いくつかの募集パターンがあるようですので、『病棟 常勤』で見てみましょう。
※参照:看護roo!
ICUを中心とした脳卒中センターのある病院
圏央所沢病院(119床)
圏央所沢病院は、所沢市で脳神経外科、整形外科に特化している病院です。
病院規模としては119床(透析センター36床)で、それほど大きくないにもかかわらず、新しい医療機器や治療法をどんどん取り入れているなど、取り組みが非常に興味深い!
中でも、脳卒中の分野では大学病院レベルの医療を提供しており、SCUを中心とした「脳卒中センター」も開設しています。
教育体制もしっかりしていて、経験よりも熱意が優先!ということで、若い看護師やママさん看護師でもやる気をもって働くことができる職場環境のようです。
日経ビジネスオンライン「2015年病院経営力ランキング」でも、埼玉県内で17位と、上位にランクインしています。
綺麗な院内や、病院近くにオープンした1LDK 32.3平米の広々した職員寮も魅力的ですね。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 所沢市で主に救急医療に力を入れている病院
- 病院規模としては137床(透析センター44床)で、それほど大きくないにもかかわらず、新しい医療機器や治療法をどんどん取り入れているなど、取り組みが非常に興味深い
- 中でも、脳卒中の分野では大学病院レベルの医療を提供しており、SCUを中心とした「脳卒中センター」も開設している
- 日経ビジネスオンライン「2015年病院経営力ランキング」でも、埼玉県内で17位と、上位にランクインしている
看護師にとって嬉しいポイント
- 大病院のスタッフ育成のやり方とは違うオーダーメイド教育。ラダーに準じたキャリアアップのためのプログラムを提供し、リーダーシップのとれる看護師を育成する
- ワークライフバランスを重視。シフトがしっかりしているので過重勤務はもちろん残業もほとんどない。看護部の平均残業時間は月に5時間くらい
- 看護部長室のドアは開けっ放しにしている。上司と部下との関係性が非常に良く話しやすい
- 埼玉県の女性が働きやすい職場としてゴールド認定を受けている
- 病院近くに1LDK32.3平米の広々とした職員寮あり(2016年完成)
- 2017年新築の託児所あり。24時間無料。小学6年生くらいまで利用可能
- サークル活動が盛ん
※参照:圏央所沢病院
圏央所沢病院の採用情報を見てみよう!
2016年5月現在、圏央所沢病院の求人情報も、転職サイトで探すことができました。
こちらは ICU看護師の求人です。
※参照:看護roo!
単科で特徴のある病院
蓮田一心会病院(50床)
蓮田一心会病院は、病院そのものは50床と小規模ではありますが、透析施設が充実している病院です。
もちろん、入院透析も行っていますし、蓮田市内・伊奈・上尾・白岡や、さいたま市、桶川市、久喜市、羽生市、越谷市などの周辺地域へも、無料送迎を行っているそうです。
ワンフロアをほぼ占有する規模の透析室があり、60台ある透析監視装置は、全てがオンラインHDFに対応しています。
…と、これだけだと分かりにくいですが、分かりやすくいえば、ここで透析を受ける患者さんは、有効性が高く、しかし厳重な透析液管理も必要とされる、最新かつちょっと高度な方法で透析を受けることができる、ということです。(まとめられているかしら?)
要は、透析分野でスキルアップをしたいという看護師には、オススメの病院ということです。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 病院そのものは50床と小規模ではあるが、透析施設が充実している病院
- ワンフロアをほぼ占有する規模の透析室があり、60台ある透析監視装置は、全てがオンラインHDFに対応している。2018年1月に新館(南館)が完成し透析ベッド数27床の増床
- 2018年度中に新館にて訪問看護ステーションの開設も予定している
- 蓮田市内・伊奈・上尾・白岡や、さいたま市、桶川市、久喜市、羽生市、越谷市などの周辺地域へも、無料送迎を行っている
看護師にとって嬉しいポイント
- 透析分野でスキルアップしたい看護師に特におすすめ
- 看護教育プログラムとしてクリニカルラダーあり。プリセプターによる指導も行われている
- 24時間院内保育所あり
※参照:蓮田一心会病院
蓮田一心会病院の採用情報を見てみよう!
2016年5月現在、蓮田一心会病院の求人情報も、転職サイトで探すことができました。
こちらは 透析室での看護師求人です。
※参照:看護roo!
土屋小児病院(40床)
土屋小児病院は、民間病院で小児専門、という珍しい病院です。
この地区では全国でも稀な“小児二次救急輪番制”が運営されており、土屋小児病院はその中心ともいえる病院のようです。
2012年に新病棟(40床)に移転していますので、病院そのものが非常にキレイ!
小児科病棟で働きたい!という看護師にはオススメです。
病院の特徴と転職の際に気になるポイント
- 民間病院で小児専門、という珍しい病院。2012年に新病棟(40床)に移転しているので病院そのものがとても綺麗
- この地区では全国でも稀な“小児二次救急輪番制”が運営されており、土屋小児病院はその中心ともいえる病院
- 近隣の医師と共により良い医療を目指し定期的に勉強会を開催している
- 地域の医療機関と密接な連携のもとに、地域連携小児夜間・休日診療を運営している。時間外の開放型外来としての機能を発揮するために登録医制度を設け、共同診療・医療機器の共同利用などを行っている
- 超重症心身障害児短期入所サービス事業に久喜市などの助成制度を利用して取り組んでいる
病児保育室「つりーはうす」を久喜市の委託事業として運営している
看護師にとって嬉しいポイント
- 重度心身障害児の看護が身につく
- 小児科病棟で働きたい看護師には特におすすめ
※参照:土屋小児病院
土屋小児病院の採用情報を見てみよう!
2016年5月現在、こちらも病棟看護師の求人情報を、転職サイトで探すことができました。
※参照:看護roo!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
埼玉県の病院数は全国ランキングトップクラス。今回紹介したオススメ病院はほんの一部です。
多くの病院情報をチェックするには、やはり転職サイトの利用がオススメです。
当サイトでオススメの転職サイトを紹介していますが、なかでも看護roo!は首都圏の求人情報にも強く、埼玉県なら情報量も豊富です。
埼玉県で転職をお考えの方はぜひ一度利用してみてくださいね!