所沢市で大学病院に引けを取らないSCUを有する圏央所沢病院。そこで実際に働く看護師さんに迫ります。
子どもがいても、キャリアは積める
水田さんが、なぜ看護師という仕事を選んだのか、なぜ圏央所沢病院のSCUで働いているのか、そして、今働いている圏央所沢病院って、ぶっちゃけどうなの?など、いろいろお話を伺ってみましたよ!
水田映里さん プロフィール
- 名前: 水田映里
- 職種/役職 : 正看護師
- 入社年月 : 2015年10月 入社
- 座右の銘 : 一期一会
- 最近はまっていること : インターネットサイトでハンドメイドの小物などを売る
- 休日の過ごし方 : 普段手が回らない家事。家族でどこかへ出かけたりなど
水田さんが看護師という仕事を選んだ理由
患者さまのいちばん近くにいたかった
母親が看護師なんです。母からはずっと看護師になるよう勧められていたんですけれども、絶対嫌だと拒否していました。血が嫌いだと言って(笑)
でも、中学、高校と部活でバレーボールをやっていて、ケガもが多かったので、理学療法士さんにお世話になることが多かったんです。
それで、やっぱり医療従事者になりたいなと思うようになり、最終的には母と同じ看護師の道を選びました。
2005年に防衛医科大学校看護学科に入学。卒業した2009年に、そのまま付属病院に就職しました。カリキュラムもすごく厳しい学校で、毎年1割くらいの学生はドロップアウトしていくんです。
私も挫折しかかったんですが、患者さまのいちばん近くにいたかったので、そのためには看護師にならなくてはと、夢を支えに踏ん張りました。
最初は消化器内科、1年目の途中から外科にも関わり、次に呼吸器・感染症内科、3年目には、眼科、皮膚科、形成外科へ。
大学病院は、人事異動でバランスよく配属されるので、さまざまな科を経験しました。
3年目の終わりごろに足を怪我して、仕事を離れていた時期もありましたが、ここに来る前の透析病院から復職しました。
なぜSCUの仕事を選んだのか?
この病院なら、子どもがいてもキャリアを積めると思った
こちらの病院の面接を受けたのは、子どもがまだ1歳のときでした。いろいろな診療科での経験を買っていただき、SCU配属を打診されたんですね。
ここなら子どもがいることがハンディキャップにならずにキャリアを積めるんだと思い、教えてもらえるうちに教えてもらってがんばろうとSCUへの入職を希望しました。
夜間でも日中と同じように緊急入院や手術がありますし、ときには全く休めない夜勤もある。
そうした大変さもありますが、命の危険がある状態で運び込まれた患者さまが、私たちが手を尽くすことで容態が安定し、やがてリハビリも終えられて退院なさるのをずっと見守っていくわけです。
だいたい私たちの病棟にいらっしゃるのは意識もないタイミングなので、退院のご挨拶に来てくださったときも、「全然覚えてないんです。でも、ありがとうございました」って帰って行かれる(笑)
でも、それでいいなと思える仕事なんですよね。回復してくださったことが、看護師にとってはいちばんの喜びなので。
圏央所沢病院のSCUはここがスゴイ!
一刻一秒を争う場所だけど、殺伐としていない
看護師としての成長と、SCU専門スタッフとしての成長とは少し違う部分もあると思うのですが、このSCUでは、エルダー制や月1、2回程度の勉強会など教育システムがしっかりしているので、私のような中途採用組なら、だいたい半年くらいでひと通りのことができるようになります。
私もまだここで働き始めて1年未満ですが、新しく入ってきた看護師たちに、自分が教わってきたことを教えるような立場になってきました。そうした知識や経験のリレーがまた自信につながっていますね。
私が以前働いていた大学病院のようなところは完全に縦社会といいますか、下への指導も厳しかったですね。
理不尽に怒鳴り散らす先輩看護師や医師もいましたし、当時私は一般病棟勤務でしたが、前院のICUの看護師って性格もキツいイメージで、申し送りも怖かったんです。
ところが当院は、そういう意味ではあまりに和気あいあいとしていて、逆に驚きました。
病棟だと自分の受け持ちの患者さまを個別に回ることが多いんですけれど、SCUはワンフロアー。スタッフ全員で、助け合って看護に当たっている感じがします。
圏央所沢病院では一緒に働いてくれる看護師を募集しています
仕事と家庭の両立もできて、日々楽しく手応えを感じられます
私がこの病院で働こうと決めたのは、家庭や育児との両立ができそうだったからなんですね。
出産や引っ越しなど私生活の都合も重なって、「自宅から通える範囲で、託児が可能な病院」が条件だったんです。
保育施設を持っている病院は他にもありますが、ここは夜勤中も子どものサポートをしてくれるんです。その上、託児所は無料!
日本全国で、ここまでの育児サービスってあまりないと思うんです。
休憩中もみな仲がいいですし、休憩中でなくとも笑顔がこぼれ、挨拶やアイコンタクトが自然にできる職場なので、楽しく手応えを感じながら日々働いています。
「やる気はあるので、もっと丁寧に仕事を教えてもらいたい…」という看護師さん。
まずは病院見学からでも、お気軽にどうぞ!