医療過誤

医療過誤【いまさら聞けない看護用語・略語】

用語解説

用語の読み

いりょうかご

用語の意味

医療過誤とは一般に医療ミスとも呼ばれ「医療事故の一類型であって、医療従事者が、医療の遂行において医療的準則に違反して患者に被害を発生させた行為」と、厚生労働省発表のリスクマネージメントマニュアル作成指針の中で定義付けられています。

医療過誤の主な形態としては、診断ミス、検査ミス、手術ミス、投薬ミス、薬の副作用などが挙げられます。

日本では平成11年1月に発生した、横浜市立大学病院での手術患者取り違え事件をきっかけに、医療過誤に対する社会的関心が高まったと言われます。
その結果、医事関係訴訟の数は増え、平成16年には年間で1,110件の提訴がありました。

平成22年度は、10件の看護師による医療過誤が報告されています。
それらは不十分な指示確認による点滴の不実施や指示された薬と名称が類似した他の薬を投薬など、注意していれば防げるものがほとんどでした。
また、他の入院患者の食事を間違って配膳するなど、初歩的なミスも報告されています。

医療過誤によって、平成14年度から平成18年度までに行政処分を下された看護師・保健師・助産師は45名です。
医療過誤の形態で最も多かったのが、医薬品の誤投与、誤注射、医療機器・機材の誤操作、誤装着などで、全体の78%を占めます。

行政処分には、免許取り消しや業務停止などがあります。行政処分を受けた看護師が職場復帰するには、平成18年度に改正された保健師助産師看護師法に基づき、再教育を受けなければいけません。
再教育には、国民の医療への信頼を確保すると共に、有資格者としての社会的責任の自覚が促され、業務停止による技術低下を補うなどの効果が期待されます。

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

医療ミス!!最近は訴訟になるケースも多くて、決して他人ごとではない!!
勿論意図的にミスを犯す人はいないが、それでも起ってしまう医療過誤問題。
どうすればミスを起こさないかと言えばそれはやはり確認、自己過信しないの二言に尽きるのではないかと思う。

知らない人の為に一言…医療過誤は医療関係者が注意を怠って患者に傷害を生じさせてしまった事で、医療事故は、医療行為が原因で起ってしまったことの総称。
ちょっとニュアンスが違うので注意しましょう。
医療過誤にはヒヤリ・ハットが含まれ、医療事故には「過失がある」「過失がない」に分けられて、合併症や偶発症、不可抗力も含まれます。
具体例を挙げると、患者が廊下で転倒して骨折してしまったのは不可抗力により起ってしまった医療事故となり、投薬ミスやガーゼの置き忘れ等の事案は医療過誤であり医療事故でもあるという具合です。

看護師が実際に起こした医療過誤は、呼吸器の誤操作・薬液の誤注射・チーュブの誤挿入等…日常的にしている事ばかり…だからこそ一つ一つの行為に対して注意して行かなければなりませんよね。

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