認知症ケアの実際 3 清潔

認知症ケアの実際 3 清潔【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 認知症ケアの実際(清潔)に関する理解を深め、適切なケアを行う

”清潔におけるケア”が必要となる理由

  • 認知症の人にとっての清潔保持に対する優先順位は低いことが多い
  • 口腔内の自浄作用の低下などから、口臭が起こりやすくなる
    • 口臭だけでなく、体臭も人間関係のトラブルを引きおこす元となる
    • そのため、清潔保持に関するケアは重要である
  • 清潔保持を嫌がる人もいるが、必要性について説明する
  • 認知症の人が少しずつ受け入れられるような関わり方を行っていく
協力的ではないので、関わることができない、仕方がないという諦めの気持ちを持たないことが大切である
認知症という概念は一度わきに置き、どうしたら普通の生活を行っている人たちと同じように清潔の保持ができるのかを考える必要がある

ケアのポイント

高齢になるにつれ変化する皮膚の状態を把握する

  • 身体の内部の水分が減少し、しなびた状態になる
  • 皮膚の感覚が鈍麻する
  • 爪が変形し、指や靴に長時間当たることで鈍痛が生じる
  • 合わない靴を着用していると歩行が不安定になる
  • ふらつきなど転倒のリスクが高くなる

環境づくりをするにあたり、5つのポイントを知っておく

  • 安全で機能的な空間
  • 室内の温度を適正に保つ
  • 場の清潔さを保持する
  • プライバシーに配慮する
  • 本人にとってなじみのあるトイレでの排泄を選択する

清潔保持にあたり、十分に観察すべき身体の部位

  • 目、耳、鼻、口腔内、顔の皮膚全体
  • 手の汚れ、傷や爪の長さ
  • 足、陰部などの状態把握 など

認知症の人に働きかける心理を学ぶ

  • 日ごろから無頓着・無関心な人の場合、意識をしてもらえるきっかけづくりをする
  • 基本的に本人の生活習慣に合わせたケアを目指すため、生活史について理解する
  • 羞恥心を感じるポイントは、ケアする側も同じであることを考慮する
  • きちんとした配慮へとケアを生かしていく

アセスメント

  • 認知症の人に必要な清潔保持が保たれているか
  • 清潔ケアを提供するにあたり、事前に環境整備が整っているか
  • 全身状態の把握を行い、異常な部分はないか(皮膚トラブルなど)
  • 一度、断られたからといって諦めず、接し方を変えてチャレンジできているか
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
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