用語解説
用語の読み
たんきにゅうしょりょうようかいご
用語の意味
短期入所療養介護は「介護老人保健施設、介護療養型医療施設等への短期入所で受ける看護、医学的管理下の介護と機能訓練等の必要な医療並びに日常生活上の世話」と厚生労働省によって定義されています。つまり、療養が必要な高齢者が介護老人保健施設などに短期間入所して受けるサービスのことです。短期入所療養介護はショートステイ(短期入所)のひとつで、医学的な治療や療養、介護、機能訓練などを受けることができ、特に医療のサポートが必要な場合に、短期入所療養介護が適していると言えます。
ショートステイは、介護者が一時的に介護できなくなったときに利用されます。介護者が一時的に介護できなくなる理由は様々なものがあり、冠婚葬祭や病気・事故、出産、旅行などがあげられます。また、介護疲れなど、在宅介護が一時的に難しくなった場合に、介護者の負担を軽減するためにショートステイを利用することもあります。ショートステイの数は年々増加傾向で、在宅介護にとって不可欠になりつつあります。
ショートステイはこの他に、介護予防短期入所生活介護があります。介護予防短期入所療養介護は、「日常生活上の基本動作がほぼ自立し、状態の維持もしくは改善の可能性が高い」方が利用者となります。利用者には、市町村が設置する地域包括支援センターが作成したケアプランに基づき、入浴、排泄、食事などの介護、機能訓練、看護が提供されます。短期入所療養介護との違いは、入所先が医療機関ではなく福祉施設であるという点で、介護予防を目的とした日常生活上の支援や機能訓練などを主とします。
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看護師・椿(つばき)の一言コメント
短期入所療養介護=ショートステイ!!
これは普段在宅で、介護している家族が何らかの理由で(冠婚葬祭とか介護休憩・急な私用の為等)介護が出来ない状況時に利用する施設となります。
同様のものに短期入所生活介護がありますがここでは日常介護と機能訓練が受けられ、特養等の福祉系施設で行っています。
短期入所療養介護の場合には「それ」+医療・治療・看護が受けられ、この場合は医療系施設・介護療養型医療施設・老健で受け入れられていますね。
当然のように利用するには費用が発生しますがこれも要介護度によって金額が変わります。
又、利用期間も30日以内と決められています(これ以上になると全額自己負担!!)現在は以前よりも利用している人の数が増えていて、今後は更なるサービスの提供が必要となるでしょう。