パルスオキシメーターの仕組みと弱点

パルスオキシメーターの仕組みと弱点【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • パルスオキシメーターについて理解することができる
    • パルスオキシメーターは、非観血的に血流内の酸素飽和度(サチュレーション)を測定する器械

 

 

サチュレーションを測定する意味

  • サチュレーションとは酸素飽和度を表し、動脈血中に含まれる酸素のことをいう
  • 酸素飽和度にはSaO2とSpO2があり、ほぼ同様の数値を示す
  • SaO2を測定するためには、動脈血を採取する必要があり、継続的な測定ができない
  • 酸素飽和度を調べるために、SpO2を測定する

 

サチュレーションを測定するパルスオキシメーターの仕組み

  • パルスオキシメーターは静脈血の酸素と結合しているヘモグロビンの量を測定する
  • 装着部から発する光に反応するヘモグロビンの総量と、O2と結合しているヘモグロビン=酸素ヘモグロビン の量をカウントする
例えばヘモグロビンが10個カウントされたとして、O2と結合したのが9個、結合していないのが1個であれば、SpO2は90%となる

 

パルスオキシメーターの弱点

  • パルスオキシメーターは、ヘモグロビンと結合しているO2をカウントする
  • しかし、ヘモグロビン上に、二酸化炭素(CO2)が結合している場合、このCO2にふくまれる酸素分子もカウントしてしまう
  • 結果的に、ヘモグロビン上に結合しているのが、O2であるのか、CO2であるのかの区別ができない
O2と結合しているヘモグロビンが6個、CO2と結合しているヘモグロビンが4個であっても、10個のヘモグロビン上全てに、O2あるいはCO2が結合していれば、SpO2は100%と表示されてしまう

 

パルスオキシメーターの値が100%を表示していても、安心しきるのではなく、他の項目の観察も必要

あわせて観察すべき項目

  • 表情:苦しそうな表情ではないか
  • 脈拍:低酸素血症の場合、頻脈傾向になる
  • PaO2またはSaO2:直前の血液ガス測定の結果があれば、併せて確認する
  • 抹消の冷感・チアノーゼ:人工呼吸器装着時は、呼吸苦を訴えることは少ないが、低酸素血症となっている場合は、抹消の冷感やチアノーゼが確認できる
  • 呼吸数・呼吸リズム:自発呼吸がある場合、低酸素血症になっていると、頻呼吸、浅表性呼吸、不規則な呼吸パターンなどがみられる
  • 呼吸音:肺全体の肺音を聴き、肺雑音が無いか、呼吸音が確認できない部位は無いかを確認する

 

本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
また、本コンテンツの情報により発生したトラブル、損害、不測の事態などについて、当社は一切の責任を負いかねますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
「いまさら聞けない看護技術」の最新情報をチェックしよう

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」ナース専用のハウツーサイトです。
Facebook または Twitter で最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

公式Twitterアカウント
ナースの転職サイト比較ランキング ベスト5

ナースハッピーライフ管理人が考える、一番おすすめの転職サイトをご紹介します。
「そろそろ転職かも・・・」とお考えのあなた、下記の転職サポートサービスを利用することをオススメいたします。

看護roo!(カンゴルー)
関東・関西・東海エリア専門
詳細はコチラ
看護のお仕事
求人数は業界トップクラス
詳細はコチラ
マイナビ看護師
全国の求人ならこちらもオススメ
詳細はコチラ
4位 ナース人材バンク 詳細はコチラ
5位 看護プロ 詳細はコチラ

もっと詳しく知りたい方は、「ナースの転職サイト比較ランキングBest5」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!