用語解説
用語の読み
にっきん
用語の意味
病院勤務の看護師の勤務形態には、主として3交替制と2交替制があります。
基本的に、3交替制は1日24時間を日勤・準夜勤・深夜勤の3つの時間帯で分けたもの、2交替制は日勤・夜勤の2つの時間帯で分けたものです。
時間の区切りや配分は病院によって様々ですが、それぞれの始まりと終わりには、必ず申し送りの時間が設けられています。
ある3交代制の病院では、日勤 8:30〜17:00、準夜勤16:10〜0:40、深夜勤0:20〜8:50というスケジュールで動いています。
日勤と準夜勤、準夜勤と夜勤で勤務時間が重なっている部分で入院患者の容態などについて申し送りが行なわれます。
日勤は主に、8:00~18:00頃までといった通常のサラリーマンと同じ時間帯での勤務です。
朝出勤した看護師は、まずその前に勤務に就いていた深夜勤の看護師(2交代制の場合は夜勤の看護師)から患者に関しての申し送りを受けます。その後、受け持ち患者のところへ行き、体温、呼吸、脈拍などのバイタルサインをとり、患者が気持ちよく過ごせるようシーツの張り替え、ベッドメイキングをはじめとする環境整備を行ないます。
日中には新たな入院患者がやってくることもありますので、新たな患者に病棟内についての説明や入院生活における注意事項などを説明することも必要です。
正午頃になると、昼食です。
昼食は配膳するだけでなく、自力で食事をとることができない患者さんへの介助も行います。
食前、食後などに服用する薬がある場合はその準備も並行して行ないます。
その他は点滴や注射、医師の回診のサポートなどを行ないます。
いずれの作業も、急な容態変化に対応できるよう、患者の状態を確認しながらすることが大切です。
次の勤務の看護師が出勤し、申し送りが完了すれば業務終了となります。
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看護師・椿(つばき)の一言コメント
看護師の勤務体制で日勤はつきものですね…。
大抵は8時~16時(3交代の場合に多い)・8時半から17時・8時半~17時半(2交代の場合に多い)のケースが一番多いのではないでしょうか。
昔は9時~5時と言う所も結構あって、私の場合はまずはここをおさえて再就職を探していた経験があります(最近は極少!!)
クリニックは日勤が普通!!始業開始時間はクリニックにより様々、8時だったり8時半だったり8時45分なんて中途半端な時間だったりもする。終業は17時30分・18時・19時・21時なんてところまでありこれもクリニックによりますね(私的には拘束時間が短いのに限る!!なんて思ったりします)
病院とクリニックの日勤の違いは、クリニックの場合は5分前に入れば良いし、定時であがれる所も多いが(患者数による)病院の場合は、情報収集と言う時間手当が付かない時間謎の時間(30分位)が発生する。(これも就業時間に入れて頂きたいと常々思っていたが…願い届かず)
日勤の一日の流れは、情報収集⇒申し送り⇒環境整備⇒バイタル⇒ケア・処置⇒食介⇒服薬管理⇒ケア・処置・回診⇒記録⇒申し送りが通常の病棟での動き!!
この間に、点滴留置・管理・採血・入退院・トラブル処理・外科系ならオペ出し・オペ患迎え・検査の付き添い等々と山の様な仕事をこなしていくのが主に日勤の動きとなります(懐かしい~!!)