中央社会保険医療協議会

中央社会保険医療協議会【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2011年12月26日
最終更新日:2011年12月26日
(変更日:2011年11月15日) ※

用語解説

用語の読み

ちゅうおうしゃかいほけんいりょうきょうぎかい

用語の意味

社会保険医療協議会法に基づき、厚生労働省に設置された厚生労働大臣の諮問機関で、略称を中医協と言います。
医療保険の診療報酬額の算定や、療養担当規則の改定について審議し答申することが主な役割です。組織は、健康保険組合連合会など医療に要する費用を支払う者の立場を代表する支払側委員7名と日本医師会など医師や薬剤師を代表する診療側委員7名、この他診療報酬等の実施状況を検証するための公益委員6名によって構成されています。

中医協は昭和25年に設置されて以来、医療給付の水準、診療報酬の算定、保険医療機関の指定や指導をめぐる支払側と診療側の主張を調整し、国民の医療ニーズと医療技術の進歩に対応した効率的な保険医療の運営を図る役割を担ってきました。

平成14年度診療報酬改定では、史上初めて診療報酬本体を引き下げて、薬価とあわせて−2.7%の改定を行ないました。これにより、医療費の上昇に一定の歯止めをかけるとともに、医師の技術評価の見直し、医療情報の開示など診療報酬体系の抜本的改革がなされました。

しかし、平成16年に中医協の委員だった健保連の代表、日本歯科医師会の常任理事らが、平成14年度改定のかかりつけ歯科医初診料をめぐる贈収賄容疑で逮捕されたいわゆる中医協汚職事件をきっかけに、翌年には「中医協の在り方に関する有識者会議」が設置されました。
この会議の提言を受けて、中医協改革が行なわれ、診療報酬の改定に関する基本方針の議論は社会保障審議会の場に移されるようになり、中医協での審議は診療報酬改定に際して国民の意見を聴取したり、改定後の検証を行なうなど内容をめぐる議論が中心になりました。

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