認知症連携パス

認知症連携パス【いまさら聞けない看護用語・略語】

用語解説

用語の読み

にんちしょうれんけいぱす

用語の意味

認知症連携パスは、もの忘れがひどく認知症の疑いや心配のある方の診察・治療をかかりつけ医と地域の専門的な医療機関とが連携して行なうしくみを言います。

認知症連携パスの流れは、およそ以下の通りです。

  1. 認知症の疑いを心配する患者が、まずかかりつけ医に相談し診察を受けます。そして、かかりつけ医がさらに専門的な診療・検査を受けたほうが良いと判断した場合、専門的な医療機関を紹介してもらい受診手続きをとります。
  2. 紹介先医療機関で、血液検査や脳MRIなどの精密検査を受け、診断と治療方針が決定されます。しばらくは、紹介先医療機関で治療を受け、症状などが安定すると、患者は再びかかりつけ医の元に戻ります。
  3. かかりつけ医は紹介先医療機関の治療方針を継続し、患者に定期的な診療治療を行ないます。必要な場合には、紹介先医療機関で経過の再検査などを受けることもあります。

この様な医療機関の連携を可能にするために、各自治体ではかかりつけ医と専門的な医療機関とが患者の情報を共有できるよう、テンプレートを作成しており「脳の健康手帳」や「オレンジパスポート」など様々な名称で利用されています。
この連携パスは、専門的な医療機関とかかりつけ医との情報共有の他、介護スタッフなど患者の状態を把握し、医療だけでなく介護に関してもスムーズに行なうための情報共有ツールとなっています。

しかし、この連携パスの多くには、地域薬局の薬剤師が薬剤情報などを記す項目がありません。
今後はより一層、連携パスの重要性が増すと考えられることから、患者の正確な情報を共有するためにも地域薬局の関わりや、薬剤師の役割を明確化する必要が求められています。

 

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

現在日本での認知症の数は200万人以上と言われています。85歳以上は4人に一人!!
これから高齢化が進むとこの数はもっと凄いことに…

認知症提携パスは、地域提携クリティカルパスの(疾患ごと診療計画)の中に入れたい疾患の一つです。
しかし、現状では認知症提携パスはあまり運用されていないようです。
実際にこのパスを活用しているのは世田谷医師会や目黒医師会等の東京23区の一部!!現在は試験的に運用が行われているようです。

地域包括支援センター(平成18年の介護保険法の改正伴って創設された機関)ではこの認知症の提携パスを積極的に活用して行けるように動いているようです。
しかし、まだまだ試行段階であるのは間違いないようでこの認知症提携パスの普及を目指していく所の様です。

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