生命倫理学

生命倫理学【いまさら聞けない看護用語・略語】

用語解説

用語の読み

せいめいりんりがく

用語の意味

生命倫理学とは、人命・動植物など命あるすべてのものを対象に、それらに関わる倫理的な問題を取り扱う学問領域を指します。生命倫理学では動植物なども対象となるため動物実験の是非を問う議論などもこのうちに含まれます。ほとんどの人が人生の初めと終わりを病院で迎え、人生の様々な場面で医療との関わりを持つことになる現代人にとって、生命倫理学は医療現場で起きる出来事を中心に議論されることが多くなっています。

医療現場における生命倫理学は、その判断や行為が正しいものなのかを慎重に検討するために、従来の生命倫理学の4原則である
①人に対する敬意(本人の自由意思による決定の尊重)
②無危害原則(対象となる患者に危害を加えない)
③善行原則(対象となる患者の為に最善を尽くすこと)
④正義原則(対象となる患者を対等に扱い、また限られた医療資源の配分を専門的知識に基づいて正しく行うこと)
に、医療従事者に課せられた役割の基礎・基盤となる2つの原則である
⑤誠実
⑥忠誠
を加えた6つの原則から成ります。
それぞれの事例に含まれる倫理的問題に直面したときにはこの6つの原則をもとにそれらの事項を検討し、問題を顕在化させることで解決の糸口を見出すことが出来ます。

生命倫理学が広く一般的に浸透した背景には、近年の医学・科学技術の進歩や患者側の権利意識の高まり、インターネットの普及による情報伝達速度の変化などをあげることが出来ます。特に脳死、臓器移植、尊厳死、安楽死、延命治療、終末期医療、着床前遺伝子診断、中絶、代理母出産、遺伝子治療などに関する場面で倫理的側面に関する議論が活発に行われることが増え、生命倫理学という言葉を詳しくは知らなくてもメディアで取り上げられているニュースを見て「それらの行為をすることは人として間違ってはいないのか」「自分や家族が同じ状況に陥った時にどのように行動すべきか」と考えることが決して珍しいことではなくなってきています。大昔では「神の領域」とされていた人の命の重さを決定するような事項に抵触することに対して我々が抱く疑問や違和感、迷いは人間の根源的な問いであり、この問いは医学・科学技術がどんなに進歩しても、その対象が人間である限り向き合い続ける必要がある大問題であるということが出来ます。

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

生命倫理学は、生命に関する論理的問題を研究する分野でこれは動植物全ての「命」を対象にしています。
しかし、実際には「医学」が強調される傾向が強いようです。

特に中絶・着床前診断・代理母・脳死・尊厳死・臓器移植・終末期医療・看護論理・クローン・・の研究が代表的と言われていますね。

看護師もこのような問題に対し論理的思考を持つことが求められていますが実際には明確な答えが出ない分野!!と言えるでしょう。
しかし、私達看護者もその問題に対しきちんと道筋を立てて考え実践してしていかなければならないのは当然のこと!!
生命論理学は考える力を試されているような気がします。

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