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看護要員

看護要員【いまさら聞けない看護用語・略語】
公開日:2012年6月5日
最終更新日:2012年6月5日
(変更日:2013年8月23日) ※

用語解説

用語の読み

かんごよういん

用語の意味

各医療施設における看護職員(看護師・准看護師)と看護補助職員(看護助手)を合わせて看護要員と呼びます。昔は病院に入院していても、看護要員の不足を補うために患者の重症度や日常生活動作(食事、排泄、睡眠、歩行などの日常生活上の動作)の自立度によって家族の付き添いを必要としていましたが、患者の療養上の世話はすべて看護要員によってなされるべきであるという考えをもとに、1950年に「完全看護制度」が導入されました。しかしこの制度が導入されたものの、看護要員の数不足の問題が急に改善されたわけではなく、また当時は看護体制(複数の看護師がその病棟に入院している患者を交替制で看護するためのシステムで、看護師が入れ替わっても必要な看護が継続的になされるためのチーム分けや役割分担のこと)の整備が不十分だったことなどから、付き添い看護を継続せざるを得ない病院も多数存在していました。その後看護要員の増員や看護体制の整備、法改正が行われ、1997年に付き添い看護がすべての病院において廃止されました。これによって看護は家族やお手伝いさんの仕事の延長にあるという古くからのイメージから、看護は教育を受け国家資格を持つ者だけが出来る専門職であると広く人々に認識されることに繋がりました。

こうして「看護は看護師の手で」というスローガンは40年以上の時を経てようやく実現しました。今では看護職員の配置や看護要員における看護師の占める割合が病院の収入源である入院基本料の価格として診療報酬に反映されるため、病院は看護師確保のために様々な取り組みを行っています。例えば都会にある国公立病院や総合病院、大学病院では新卒看護師を出来るだけ多く呼び込むために、卒後教育システムの充実化に力を注いでいます。しかしすべての病院で人員配置基準を満たすだけの看護師の数を確保できるというわけではなく、このような対策を打ち出すことが出来ない地方の病院などでは深刻な人手不足・財政難に陥っている現実があります。地域による医療格差の問題は都会に医師が集中することだけではなく、看護師をはじめとする看護要員の不足も深く関係しています。

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看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

看護要員は看護師・准看護師(看護助手も含まれていますが診療報酬の看護要員の配置では助手さんは含まれていません)の事を言います。

通常入院基本料の届け出をする際に看護要員の配置を計上して診療報酬として請求することが出来ますので看護要員の数は病院にとってはかなり重要!!

看護要員の配置は「入院患者○人に対し看護要員○人いるか」というもので各勤務帯に働いている看護要員の実質配置のことです。
月や1日の看護要員の配置や勤務時間・夜勤の有無等を含めた計算式で算出される事になります。
病院にとって看護師の数により加算が幾ら付くか付かないかは死活問題です!!
だからこそもっと看護師を大事に扱ってはしいものですよね。

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