産業保健医療

産業保健医療【いまさら聞けない看護用語・略語】

用語解説

用語の読み

さぎょうほけんいりょう

用語の意味

近年の産業構造の変化・技術革新の影響を受け、働く人たちを取り巻く環境が大幅に変化しました。1960年頃から突入した高度経済成長以前は、仕事が原因で健康被害を受けるのは有害物質や危険物を取り扱う人々か、悪条件下での労働を強いられている鉱工業労働者達に限られたことと認識されていましたが、高度経済成長を契機に合理化・過重労働を原因とした職業病を発症する人が増加しました。またこれを契機にこれまでは職業病とは無縁だった新たな職域においても様々なタイプの健康被害を負う人々が急増していきました。キーパンチャー・印刷業界・電話交換手の間で広がった職業性頸肩腕障害をはじめとし、VDT障害(長時間に及ぶコンピューター使用による眼や精神状態への悪影響)、長時間労働を強いられる製造業者・輸送業者の腰痛・過労などがあります。また女性が社会進出し始めたことをきっかけに、女性が多い職種(看護師・美容師・スチュワーデス)の間で腰痛・過労を訴える人が急増しました。また、女性の社会進出により子育て・介護が外在化(それまでは家族によってなされていた行為が家の外で他人によって行われるようになったこと)したことで、保育士や介護士など教育・福祉の現場で働く職員の過労による心身の不調を生み出しました。

産業保健医療とは、従来から対象としてきた職業病・労働災害疾患・作業関連疾患に加えて、心理的ストレスや心身症ならびに生活習慣病の予防、健康増進の為に総合的にサポートするネットワークのことを指します。現代社会のことを「ストレス社会」と呼ぶように、過重労働や激しい競争・長引く不況によってメンタルヘルスの不調で悩む人が増加している傾向があります。メンタルヘルスの不調は他人に気付かれにくいばかりか、「体が動くから問題ない」「自分は甘えているだけかもしれない」と考えて、自分自身が不調に気付きながらも限界まで我慢する人が多いことが問題となっています。メンタルヘルスの不調は長期間放置すると悪化し、心身症として症状が現れる場合も珍しくはありません。また仕事が原因となっているメンタルヘルスの不調が自殺に繋がるというケースが後を絶たないことからも、働く人たちの心身の健康状態を保持・増進、異常の早期発見・早期対応をすることが強く求められています。

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