経管栄養 胃瘻の理解

経管栄養 胃瘻の理解【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 胃瘻についての理解を深める

胃瘻増設により期待される効果

  • 経口摂取が困難なとなった患者に、胃瘻を増設することで、直接的な栄養摂取が可能になる
  • 経鼻栄養チューブよりも、逆流や誤嚥のリスクが低い
  • 見た目にも目立たないので、患者の苦痛も軽減できる

PEGという言葉の理解

  • PEGとは、経皮内視鏡的胃瘻増設術(Percutaneous Endscopic Gasttostomy)のことをいう
  • PEGによる胃瘻増設は、患者負担が少ない
  • PEGの方法は、胃瘻カテーテルが口腔・咽頭を通過するか否かにより、以下の2つに分かれる
    • Push/Pull法:腹壁から挿入したガイドワイヤーを口からだし、それに沿うように胃瘻カテーテルを挿入し、設置する
    • Introduser法:腹壁から挿入したシース(外筒)から直接、胃瘻カテーテルを挿入し、設置する
  • 増設した胃瘻、胃瘻による経管栄養のことも”PEG”と呼ぶことがある

胃瘻の観察項目

胃痩増設後の急性期観察項目

  • 腹壁と胃壁が癒着して瘻孔が完成するまでは、およそ約2週間程度かかる
  • 瘻孔及び瘻孔周囲の皮膚状態の観察
    • カテーテルが適切に固定されているか
  • 外部バンパーの観察
    • 圧迫による血流障害や、瘻孔周囲の炎症などがないか

胃瘻の慢性期観察項目

  • 急性期の観察項目にプラスし、以下の項目も確認する
    • 栄養剤リーク
    • 胃潰瘍
      • 胃瘻カテーテル内の血液や凝血、吐血や下血、腹痛などがあったら、胃潰瘍を疑う
      • カテーテルの近傍だけではなく、対壁にも好発する
        ※空腹時に胃がしぼむと、カテーテル先と対壁が接触するため
      • 予防策:1か所に持続的な圧力をかけないよう、カテーテルの向きを適宜変える
    • バンパー埋没症候群
      • カテーテルの可動性が悪い、皮膚の発赤や腫脹、栄養剤の注入困難、瘻孔からの漏れなどがあったら、バンパー症候群を疑う
      • 内部ストッパー(胃壁側のストッパー)が胃壁に埋没して起こる
      • 予防策:ストッパーによる過度な締め付け・固定を避ける
    • バルーンによる十二指腸潰瘍
      • 外部ストッパー(皮膚側のストッパー)の位置のずれ、嘔吐などがあったら、十二指腸潰瘍を疑う
      • バルーン型胃瘻カテーテルの際に起こる
      • 胃の蠕動により、バルーンが十二指腸まで入り込んで起こる
      • 予防策:外部ストッパーの位置のずれを確認する

アセスメント

  • 期待される効果が見られているか
  • 合併症予防策につとめているか
  • 合併症を疑う項目が観察された場合、適切な対応をとることができるか
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
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