与薬 口腔内与薬
与薬 口腔内与薬【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2012年9月17日
最終更新日:2018年11月25日
(変更日:2020年5月16日) ※
目的
方法
- 患者に点眼の目的と必要性を説明する
冠動脈拡張薬などの舌下錠は、舌下に挿入し急速に溶解させ、口腔粘膜から吸収させるため速効性がある(1～ 2分)
消炎酵素剤、ホルモン薬などのバッカル錠は、頬粘膜と歯肉の間に入れ睡液でゆっくり溶解させ口腔粘膜から徐々に吸収させる
口腔、咽頭、扁桃粘膜の殺菌、消炎薬などのトローチは口腔内で徐々に溶解させるため、噛み砕いたり飲み込んだりしない
- 医師からの指示書に従い、患者氏名・投与薬剤・用量などをダブルチェックで確認する
- 口腔内へ与薬する
アセスメント
- 指示書通りの薬剤を、確実に投与できているか
- 薬剤にあった投与方法で確実に投与できているか
注意点
- 噛み砕いたり、飲み込まず口腔内で自然溶解させ口腔粘膜から吸収させる必要がある
- 口腔内与薬は口腔粘膜から吸収させるものであるため、投与方法を間違えると、効果が期待できない
- 速効性のある舌下錠は血圧低下など起こす恐れがあるため観察を行う
薬剤の準備時・投与直前に6Rを確認する
（1）正しい患者（Right Patient）
（2）正しい薬剤（Right Drug）
（3）正しい目的（Right Purpose）
（4）正しい用量（Right Dose）
（5）正しい用法（Right Route）
（6）正しい時間（Right Time）
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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