頭痛の分類と判定のポイント
頭痛の分類と判定のポイント【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2014年2月27日
最終更新日:2014年2月27日
(変更日:2014年3月17日) ※
目的
- 頭痛の分類と気になる症状などから、疑われる疾患を推測できる
- 頭痛を起こす要因に合わせた適切なケアができる
頭痛を見極めるポイント
頭痛分類による頭痛
- 頭痛は、大きく3つにわけられる
- 以下のうち、1~4は「一次性頭痛」、5~12は「二次性頭痛」に分類される
- 13、14は「頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛」に分類される
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
- 群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
- その他の一次性頭痛
- 頭頸部外傷による頭痛
- 頭頸部血管障害による頭痛
- 非血管性頭蓋内疾患による頭痛
- 物質またはその離脱による頭痛
- 感染症による頭痛
- ホメオスターシスの障害による頭痛
- 頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいはその他の顔面・頭蓋の構成組織の障害に起因する頭痛あるいは顔面痛
- 精神疾患による頭痛
- 頭頚部神経痛および中枢性顔面痛
- その他の頭痛、頭頚部神経痛、中枢性あるいは原発性顔面痛
頭痛を伴う疾患と気になる症状
一次性頭痛
- 慢性頭痛は以下の6つに分けられる
- 片頭痛:主に頭の片側に脈打つような痛みと、嘔気・嘔吐がみられ、光や音に過敏となり、前駆症状とともに頭痛発作が起こる(日常生活に支障あり)
- 緊張型頭痛:主に後頭部に圧迫されるような重い痛み・頸部の凝り・、肩こりがみられるが、これらの症状は1日中だらだらと続く(日常生活に支障なし)
- 群発頭痛:結膜の充血・流涙・鼻汁などとともに、片側の眼の奥や側頭部に激しい痛みがあり、決まった時間帯に突然発症する(痛みでのた打ち回るほど)
二次性頭痛
- 大きく、亜急性進行性頭痛と急性頭痛に分けられる
- 亜急性進行性頭痛
- 慢性硬膜下血腫:頭部への受傷時から1~2か月後に、意識障害、片麻痺、尿失禁などがみられる
- 脳腫瘍:頭痛とともに突然の嘔吐、意識障害、麻痺、てんかん、視力低下、性格の変化などがみられる
- 急性頭痛
- くも膜下出血:頭をバットで殴られたような非常に強い痛みが突然発症し、嘔気・嘔吐や片麻痺、意識障害を伴う
- 脳内出血:嘔気・嘔吐の発症に伴い、手足のしびれ・麻痺・物が2重に見える等の症状が出始め、片麻痺、意識障害を起こす
- 髄膜炎:39度程度の発熱、痙攣、意識障害とともに後頭部の痛みと頸部硬直がみられ、体を動かすと痛みが増す
- 高血圧性脳症:頭痛のほか、血圧の上昇、嘔気・嘔吐、意識障害などがみられる
- 急性閉塞隅角緑内障:激しい頭痛とともに、充血、眼のかすみ、嘔気・嘔吐がみられる
危険な頭痛
- バットで殴られたような激しいく今まで経験したことが無いような頭痛が突然起こる
- 意識障害、嘔吐、めまい、麻痺などが同時に起こる
- 次第に強さが増して1週間以上続く
- 高熱を伴う
- 起床時に見られる
頭痛がみられる時のケアのポイント
問診・バイタルサインの観察
- 問診:頭痛の種類、程度、その他の症状などを聞き取る
- バイタルサインの観察:血圧、脈拍、呼吸、体温、SpO2などを確認するが、バイタルサインの異常がある場合は緊急性が高いものや、頭蓋内病変を伴うことが多い
全身所見などの観察
- 意識レベルの観察を行う(GCS、JCSなどのスケールを用いる)
- 外傷の有無を確認する
- 眼症状(瞳孔不同、対光反射、眼球以上など)、神経脱落症状(感覚障害、麻痺、失語など)、髄膜刺激症状(ケルニッヒ徴候、項部硬直など)などを観察する
異常姿勢(除脳硬直、除皮質硬直)がああるときは、頭蓋内に重篤な異常がある
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