いまさら聞けない看護技術

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直腸癌患者のケアのポイント

直腸癌患者のケアのポイント【いまさら聞けない看護技術】

目的

  • 直腸癌患者に適切なケアを提供する

疾患の概要

  • 直腸癌は直腸の粘膜上皮に生じる悪性腫瘍であり、肺に転移する頻度が高い
  • 直腸の周りには骨盤神経叢があり、性器機能や排尿機能を司っているため、術後に神経障害を起こすことがある

症状

  • 排便時出血、肛門部の痛み、腹部膨満便が細くなるなどの症状がある
出血については痔核からの出血とを区別することが重要である

診断

  • 診察において必須なのは、直腸診である
  • 上部直腸から口側にある腫瘍を直接触ることは困難だが、下部直腸癌の場合は可動性(腸管壁外浸潤の有無)や腫瘍下縁と肛門までの距離、出血の程度などの重要な情報が得られる
  • 他臓器転移の評価としてCTやMRI検査が挙げられ、局所評価として大腸内視鏡検査 が推奨される
  • 直腸癌の転移は肝転移に次いで下大静脈経由での肺転移が多いため、胸部CT検査も必ず施行する

治療

外科的治療

  • 基本的に根治切除が可能な場合は切除を行う
  • 消化管再建として、人工肛門増設が行われる場合が多い(永久的または一時的)
  • 深達度が粘膜下層もしくは粘膜層に軽度浸潤している場合、内視鏡下で切除術を行う

化学療法

根治切除が不可能もしくは転移再発の症例

  • 基本的には全ての薬剤を使うことによって生存期間が延長することが多いため、 1つ のレジメンが無効となった場合には他のレジメンの検討を行う

根治切除が困難もしくは不能の症例

  • 局所の進展により切除困難の場合などでは、術前化学療法(ネオアジュバント療法)が行われる

根治切除後症例

  • 術後補助化学療法(アジュバント療法)は、進行癌において予防的に術後に抗癌剤を用いることで、生存期間や無再発期間の延長を期待できる

合併症

術後神経障害

  • 男性性器機能(勃起、射精)、排尿機能に関して障害が起こることがある

術後排便障害

  • 直腸切除術後は便回数の増加と便の1回量の減少が認められることが多い

看護のポイント

  • 手術を行うにあたっては、直腸の生理学・解剖学的特徴、手術操作がもたらす影響によって手術後に機能障害が起こる場合があることを患者に必ず説明する
  • 術式によっては人工肛門増設となるが、見た目や生活上の変化が大きくなるため、人工肛門の管理指導だけではなく、精神的なサポートや家族へのサポートも必要となる
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