鼻漏細菌検査の介助

鼻漏細菌検査の介助【いまさら聞けない看護技術】
公開日:2013年7月4日
最終更新日:2013年7月4日
(変更日:2013年10月29日) ※

目的

  • 鼻漏細菌検査が適切に行われるように援助する

必要物品・準備

  • スピッツ(もしくは付属の培地)
  • 滅菌綿棒

方法

  1. 鼻の入口部分を消毒する
  2. 鼻の中にある膿性の鼻汁を滅菌綿棒で拭う
  3. 速やかにスピッツ、もしくは付属の培地に入れる
嫌気性菌の場合、空気に触れるとすぐに死滅してしまうため、検体採取後は速やかに検査科へ提出する

アセスメント

  • 感染症の起炎菌と病態の関係について理解しているか
    • 急性鼻炎、急性副鼻腔炎、歯性上顎洞炎、慢性副鼻腔炎急性増悪などでは鼻漏が膿性であることが多い
    • 起炎菌としては黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、緑膿菌、インフルエンザ菌などの好気性菌やバクテロイデス、ペプトストレプトコッカスなどの嫌気性菌が重要である
真菌感染によって起こる副鼻腔真菌症も懸念する必要がある
    • 抗生剤の効きにくい薬剤耐性菌(MRSA、緑膿菌、多剤耐性肺炎球菌など)も存在しているため、感染症の原因となる菌を同定し、適切な治療をすることは重要である

注意点

  • 検査結果が出るまでの間は広範囲抗生物質を用いて経過観察を行い、結果が分かり次第、適切な抗生剤を使用する
本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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