長い間排出されずに腸内にとどまっていた便は、石のように固い…そんなときは腸の粘膜を傷つけないように、優しく潤滑剤の力を借りながら排出します。
つい全ての便塊を取り除きたくなる…! 摘便
摘出は、患者の状態をよく観察しながら、数が多い時は何回かに分けて行うなどの配慮をすることが必要です。
患者さんによっては便塊がかなりの数溜まっている、というのもよくあること。
(私が経験した中では、2cm×2cm大の便塊が20個近くあったことも…!)
摘便をしていると全ての便塊を取り除いてあげたくなり、夢中で掻き出してしまいそうになりますよね。
しかし、やり過ぎは禁物です。
やり過ぎると腸の粘膜を傷つけてしまったり、腸への刺激から患者は腹痛を起こしたりすることもあるんですよね。
…摘便の際は注意しましょう!
摘便について、もっと詳しく確認したい方はこちらのページもご覧ください↓