患者学

患者学【いまさら聞けない看護用語・略語】

用語解説

用語の読み

かんじゃがく

用語の意味

現在使われている「患者学」という概念はまだ学問として体系づけられておらず、その言葉の使い方や意味合いは使う人や場所によって様々な意味を帯びます。世間一般の人々の医療への関心度が時代とともに高まっていることを背景に、高度化・複雑化する医療技術が「患者中心になされるべきである」と言うのであれば、その対象である患者側も医療従事者任せの態度ではなく、自分や家族と医療との付き合い方について学ぶことが重要であるという考えが広まり「患者学」という言葉が登場したと考えられています。

現在では科学技術の進歩により、昔は不治の病とされていた病気でも治癒が見込めるようになり、事故などによる重症例でも一命を取り留めることが出来るようになりました。それにも関わらず世間で医療不信が話題となる原因として、患者と医師などの医療従事者との間に生じている「感覚のズレ」をあげることが出来ます。

医師は患者の診察・治療をする際に科学的根拠に基づいて物事を考え、患者に説明するのに対して、患者側はその説明を自分の知っている限りの言葉に置き換えたり、病状などが自分の日常生活にどのような影響をもたらすのかを一番に考えながら説明を聞いています。そのため、たとえ医師が自分や家族に対して説明した内容が科学的に証明された正しいことだと頭では理解しようとしていても、受け入れがたい内容を含んでいる場合は釈然としない気持ちに苛まれます。また、自分以外の多くの患者の診療に忙しそうにしている姿や、患者側の理解度に合わせた説明をしない医師の態度がさらに患者を孤独に追い込む場合があります。

このギャップを埋めるためには、医師をはじめとする医療従事者が患者の気持ちに寄り添うようなコミュニケーションを心がけることはもちろん、患者側にも自分の気持ちや疑問を医療者にぶつけたり、積極的に治療に参加する姿勢が求められます。医師の説明不足が原因となって引き起こされる医療不信は、ほとんどの場合説明はされていたが患者が十分に理解できていなかったり、医師と患者さんが持つそれぞれの到達目標が大幅にずれている場合に現れると言えます。

「患者学」は患者の為だけのものではなく、医療と患者を繋ぐ懸け橋として医学や心理学・社会学・生命倫理学・看護学などの学問領域が連携しながらさらに発展していくことが期待されている領域です。

看護師・椿(つばき)の一言コメント

看護師・椿(つばき)

患者学はまだなじみのない言葉ですね…。
患者という言葉はドクターに受診して初めて呼ばれる言葉です。

患者学は身体・心理・社会的に健康となる科学的思考の事のようで最近は「患者が中心」という考え方が広がって来て生まれた訳ですね。
特に患者学は癌・産科・歯科・糖尿病等が代表例となっているようです。

ドクターを選び・納得した医療を受け健康になるためにはどうしたらよいのか患者それぞれが考えるという事は今の時代に合っている気がしますし必要な気がします。
今後は患者側にリードを取られる医療が「当たり前」となる時代が来るのでしょうか…。

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