フットケア

フットケア【いまさら聞けない看護技術】

【フットケア】という言葉、最近よく耳にしませんか?元々は主に外科・皮膚科・整形外科などで足先の状態によって行われるケアのことでしたが、実は2008年より糖尿病合併症管理料として診療報酬でも認められました。つまり、それだけ患者さんにとっても重要であるという認識が高まっているのです。最近ではフットケア外来などを開設する医療機関等も増えていますよね。
今回から6回に渡って、看護技術として注目されているフットケアについておさらいしてみたいと思います。

【フットケアでの観察ポイント】

では、看護師としてまずどこを観察したらよいか、ポイントを挙げてみます。

  1. 末梢の感覚は鈍くなっていないか
  2. 下肢の動脈性疾患、静脈性疾患はないか
  3. 皮膚の変色はないか、冷感はないか
  4. 足先の変形や皮膚の腫れ、水泡はないか
  5. 爪の手入れはできているか
  6. 胼胝(タコのこと)や鶏眼(ウオノメのこと)はないか
  7. 傷はないか、あるいはその既往はないか

末梢神経障害

糖尿病患者さんでは末梢神経障害が考えられます。これがある場合、ほんの少しのことで創ができ、傷の治りも遅くなり、さらに創が大きくなることも考えられます。

下肢の動脈性疾患・静脈性疾患

糖尿病以外にもフットケアが重要な病態として、閉塞性動脈疾患、血液透析、下肢静脈瘤などがあります。これらの疾患があったり治療中の患者さんの場合、皮膚の変色や冷感もしっかり観察する必要があります。

皮膚の変色・冷感

下肢の動脈性疾患、静脈性疾患のいずれかがある場合、チアノーゼを起こすことが考えられます。さらに、下肢から足先にかけて徐々に冷感を感じる場合があります。

末梢神経障害がある場合も同様です。変色がある部分、冷感を感じる部分がどこなのか、しっかり観察し、記録します。さらに重症化すると壊死を起こしている可能性があり注意が必要

足先の変形や皮膚の腫れ・水泡

左右の足を見比べると、明らかな皮膚の腫れや指の変形、水泡形成などが認められます。急激な動脈閉塞などが起こると、短期間で水泡を伴う炎症、壊死を起こす場合もあります

爪の手入

足先の変形があったり、高齢者や爪白癬などで爪が肥厚している場合など、自分では行えない場合もあります。

爪の色が違ったり、肥厚などの変形を確認し巻き爪・陥入爪などがある場合はその周囲に皮膚の損傷や感染などを起こす場合があり注意が必要。

胼胝や鶏眼

胼胝や鶏眼がある場合、その部分に荷重がかかっていたり、何らかの圧力を常に受けていることを意味します。いずれも肥厚した角質に対するケアが必要ですが、足の関節の変形の有無、歩き方や靴に問題がないかなど、原因を探ることも必要です。

傷の有無・その既往

傷を見つけたら適切なケアを行うことが重要です。特に糖尿病患者さんや透析患者さんは、創からの感染を起こすと最悪の場合、足や指を切断することになります。

現在明らかな創がなくても、潰瘍の既往があれば「できやすい状態にある」と考え、創を作らないための生活指導もポイントになってきますね。

【フットケア外来とは】

最近フットケア外来が増えてきていますが、その大きな役割として、足病変を来している患者さんを1か所に集約し、継続的かつ集中的にケアを行うことにあります。足病変を起こす理由は様々ですが、原因疾患があることが多いため、局所の問題ではなく全身の問題として捉えることが重要です。

本コンテンツの情報は看護師監修のもと、看護師の調査、知見、ページ公開時の情報などに基づき記述されたものですが、正確性や安全性を保証するものでもありません。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。
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