副業する人も、しない人も「控除」についても知っておくと損はないと思います。
ここでは副業ではなく、税金の控除を増やすということについてお話します。
税金の控除を増やすというのはどういうことか?
皆さんは住民税について(区民税・市町村民税)どのくらい勉強したことがあるでしょうか。
大きな病院で働いていると、あまり確定申告など気にしない人も多いでしょう。でも、これは知っておいて損ではない話です。
そもそも、副業の記事をここまで読んだけど「やっぱり私には無理だわ~」という人が多いと思います。副業を始めるって結構な勇気が要ります。1度はじめてしまえば大したことはないと気づきますが、職の安定を確保したいのが自然な志向ですからね。
ただ、そうなるとお金は増えもしない。。。(減っていくのは困ります)
「アルバイトしない」としたら、税金を減らすことを考えるのはどうでしょうか?
お金を増やさず、税金を減らす。つまり控除を増やすということです。
控除となる項目
そもそも控除とは、その金額を所得として税金の算出計算時に含まないということです。
つまり、控除が多いぶん税金の計算するときに、税金となる対象が少ない金額となり結果的に税金は安くすみ、払い過ぎた分は戻ってくるというものです。
個人年金
これは個人が銀行などで任意加入するもので、老後が心配であるために年金にプラスしてもらえる積みたてのようなものです。老後に安定して生活するにはいくら年金があればいいのか、人それぞれによって変わります。
寄付金
認定されている団体に寄付した場合はその領収書を毎年3月に行なわれる確定申告時に申告すると、寄付はした分ほとんど還付金(国)が80%ほど戻ってきます。国境なき医師団など、大きな団体であればほとんどが認定されています。
ふるさと納税
最近いつもテレビで「ふるさと納税」についてトピックスしています。
これは、自分が寄付したい都道府県市町村を選択し、納税(寄付)する代わりに特産品をいただけるというシステムです。
これは、年度末12月31日までに行なう必要があり、それを確定申告する場合、住民税が安くなるというシステムになります。詳しくは、各都道府県庁または市区町村のHPをご覧ください。
医療費控除
また、医療費控除もあります。高額医療費という言葉は病院でよく患者さんに説明しているかもしれませんが、自分の診察や処方された薬を合計すれば控除されるというのは知っていますか?
控除ってどうやったらできるのか、と、興味をもつと色々見えてきますね。
資金の運用
他に、資金の運用というのもあります。
男性看護師は得意かもしれませんが、確定拠出年金(企業又は個人)通称401kとよばれるものです。これは個人年金を運用会社に任せて、利益を生み出してもらうといった仕組みです。ただし、人任せではうまくいきません。
実際、男性看護師が401kを勤めている病院の事務に依頼したところ、税理士はよく調べてから回答してきたとのこと。厚生年金の区分の看護師はこの401kの存在も知っておくといいでしょう。
だんだん資金がたまってきたら、株やファンドなども勉強してみるのもいいかもしれません。
看護以外の視野がぐっと広がります。
おわりに
みなさん既に知っていることも中にはあったかもしれませんが、もう一度振り返ってちょっとお金について考えてみるのも勉強になります。
自分のお金の行く先を少し真剣に考えてみるきっかけになればうれしいです。
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