夏も終わり…と言っても、看護師の仕事はお盆休みも関係ナシ!なので、なんとなく「世間は夏休み」だったという感覚の方も多いのではないでしょうか。
これから夏休みが取れたなら、あなたはどのように過ごしますか?
今回は『看護師の夏休み』について紹介しますよ!
看護師の夏休み、あなたは取る?取れる?
そもそも病院によって、夏休みのあり方は違います。夏休みを取れるかどうかは、待遇や病院体制の違いによってだいぶ差が出るようです。
待遇の違い
お盆休暇や夏季休暇がある病院もあれば、そもそも夏休みという制度がなく、公休のみという病院もあります。
病院体制の違い
夏休み期間の体制についても、お盆期間には休診体制を取って出勤人数を減らす病院があったり、『まったく普段通り!』という病院があったり、病院によってさまざまです。
看護師の夏休み、実際どれくらい休めるの?
夏季休暇であれ公休であれ、実際に夏休みとしてはどれくらいの期間休むことができるのでしょうか。
夏季休暇のある病院の場合
夏季休暇がある病院は、夏季休暇は3~5日のところが多いようです。
そこに年休や公休をくっつけて、夏休みをトータル7日くらいにするという裏ワザもありますが、病院、病棟、師長さんによって、できるかどうかは違ってきます。
休む側も、1週間も仕事を休んでしまうと病棟がガラリと変わってしまい復帰が大変なので、わざわざ2回に分けて夏季休暇を取る看護師もいます。
夏季休暇のない病院の場合
夏季休暇制度のない病院の場合は、夏季休暇制度がある病院と比べて通常年間公休数が多いので、公休や有休をうまく組み合わせて連休とします。
例:
- 夏季休暇ありの場合: 公休数6日/月+夏季休暇5日=合計11日/月
- 夏季休暇なしの場合: 公休数10日/月+有休使用1日=合計11日/月
ここまで、夏休みの取得方法をいろいろお伝えしましたが、病院によって休暇の取得方法は異なるので、勤務先の就労規約をよく確認しましょう。
看護師の基本的な夏休み過ごし方
夏休みのあり方は、病院によって本当にさまざまです。でも、多くのナースは自分なりの夏休みを楽しんでいるようですよ。
ここでは、ナースの基本的な夏休みの過ごし方を紹介します。
1. たまには帰省!
お正月はなかなか帰れないけど、夏休みを利用して帰省するナースは多数います。
夜勤など不規則な生活が多いので、たまには実家でゆっくりしたいですよね。家族の方も、遠い地で激務にあたる娘や息子は心配ですから、元気な顔をぜひ見せてあげましょう。
家族や友人との気兼ねのない時間を過ごせば、エネルギーもたっぷり充電できそうです。
2. やっぱり旅行!
旅行好きのナースはとても多い!そして、その行先も海外の比率が高いように思います。
しかも一人旅が多い?これは友人と休みを合わせるのが難しいことも理由のひとつのようですが、ひとり気ままに旅をするのもいいものですよね。
ちなみに国内派ナースに「どこに行きたい?」と尋ねると、たいていは「温泉!」と答えます。皆さんお疲れなんですね…(泣)
3. とりあえず寝る!
やっぱり、休暇は睡眠第一!
夏休み期間中、一歩も家から出ないと心に決め、食糧を大量に買い込んで籠城(?)するナースもいます(笑)
また、溜め撮りしておいたドラマのビデオを片っ端から鑑賞したり、ひたすら掃除に没頭するなど、普段できないことを一気に片付けるのも夏休みならではですよね。
4. この機会に病院見学!
この時期は各地の病院で就職説明会や病院見学会、インターンシップなどが多く開催されます。看護学生もたくさん参加するので、比較的参加しやすい雰囲気ですよ。
働きながら転職先を探しているナースは、この機会に参加してみては?
有意義な夏休みを過ごすためのポイント
「夏休みなんて取れるか分からないし、毎回なんとなくダラダラ過ごして、気付けば何の計画もなく終わってしまった…」という声も聞きますが、これは非常にもったいない!
まだ予定の決まっていない人は、まずはやりたいことを全部書き出してみましょう。
溜まっていたことをひとつでも片付けるもよし。
思い切って旅行に出かけるもよし。
予定ギリギリの旅行でも、インターネットで検索すれば意外と空室があるもんですよ。
また、近所だけど行ったことのない観光スポットに行ってみると、新たな発見があることもあります。友人と飲みに行ったり、思いきり買い物!なんてのもいいですね。
とにかくこの夏休みで、自分自身がハッピーになれる方法を考えてみましょう!
おわりに
この夏、あなたはどんな過ごし方をしますか?せっかくの夏休み、心も体もリフレッシュできるといいですね!