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仕事よりドクターとの会話優先のナース(院内不倫?)に指摘すべきでしょうか?

公開日:2015年9月15日
最終更新日:2015年9月15日
(変更日:2016年7月4日) ※

ひなこさん (女性) からのお悩み

職場に既婚のナースがいます。子供はいますが、見た目も可愛らしい子です。

最近、そのナースのドクターに対する態度が気になります。

特定のドクターがステーションから出ると時間差で追いかけて行き、数分戻らない。また、そのドクターが来ると仕事より会話優先。

その結果、ベッドサイドケアは不足し、患者は汚いまま…

私は夜勤ばっかりなのでなかなか言えず。かといって指摘したらひがんでるみたいで嫌な感じだな、と思ってしまったり…

ナースに指摘していいと思いますか?

椿(ツバキ)からの回答

仕事に支障が出ている事実のみ、師長に訴えてみてはどうでしょうか

看護師・椿(つばき)

ひなこさん、こんにちは。椿です。

今回のひなこさんのお悩みは、実は多くの看護師が抱えているお悩みなのではないかと思います。

 

プライベートには踏み込まない方がベター

まず、お悩みにある「子供はいますが、見た目も可愛らしい子」ですが…

いや、別に院内不倫しようが、それが原因でそれぞれの家庭がどうにかなろうが、当人以外にはどうでも良いことです。お互い良い大人なんですから、プライベートがどうであろうと知ったこっちゃありません。

実際に院内不倫をしているとすると、その看護師の子どもさんは可哀そうだなとは思いますけどね。

 

仕事とプライベートを分けられない人たち

「特定のドクターがステーションから出ると時間差で追いかけて行き、数分戻らない。また、そのドクターが来ると仕事より会話優先」

個人的には、ここが一番気になります。

夜勤帯だと仮定すると、看護師の数が少ないですよね?患者さんは寝ている時間とはいえ、夜間だってナースコールが鳴ることはあるでしょう。

そんな夜勤帯にナースステーションを空けようとする看護師って、そもそもダメでしょう。

その理由までは分かりませんが、そんな看護師を諌めないドクターの方も何だかなぁと思います。

前述の通り、院内不倫だろうがなんだろうが、仕事時間以外ならどうでも良いと思います。
実際、医師と看護師の不倫ってよくあることですしね。

しかし、仕事は別です。医師と看護師は、患者さんの命を守るべき仕事です。

それにも関わらず、自分たちの快楽のために、患者さんを放り出すのはどうかと思います。

 

そんなことも考えられない人たちなのでしょうか。そんな病院、自分が患者さんだったら嫌だなぁ、というのが正直な感想。

ナースステーションに居たとしても、仕事もしないでドクターと無駄話しているようなら、仕事ができる医師と看護師とはいえませんよね。

 

やりたいことをやりたければ、やるべきことを先にやれ

どこかのお寺に掛かっていたカレンダーで「やりたいことをやりたければ、やるべきことを先にやれ」という言葉を見たことがあります。人にとっての真理だなと思いました。

私はこの言葉を、自分の子どもにも言っています。

自分自身がきちんとできているかは微妙ですが、子どもが大人になった時、こう考えられる人になって欲しいからです。

今、ウチの子どもにできることは、おやつの前に宿題を終わらせるとか、テレビを見る前に明日の支度を済ませておくとか、そんなことですけどね。

でも「やりたいことの前に、やるべきことを先にやる」、これを考えて行動できる大人になれば、『仕事とプライベート』は、きっちり分けて考えられると思っています。

 

院内不倫のことはさておき、仕事にどんな影響がでているのか

ひなこさんのお悩みの中に「ベッドサイドケアは不足し、患者は汚いまま…私は夜勤ばっかなのでなかなか言えず。かといって指摘したらひがんでるみたいで嫌な感じだな、と思ってしまったり…ナースに指摘していいと思いますか?」とありますが、

私自身は、これは師長に訴え出るべき事柄だと思います。

ただし、院内不倫のことはさておき、です。
大事なのは「ベッドサイドケアは不足し、患者は汚いまま…」、ここの部分です。

病棟内の看護師は、ひなこさんとその看護師だけではないはずですから、たった一人分の「仕事をしない」部分は、恐らく誰かがフォローするはずです。

もし、そのフォローがなされていないなら、他の看護師の態度や仕事ぶりにも問題アリになってしまいます。

しかし、その看護師との夜勤帯のことに限っての話であれば、それは師長に訴え出るべき事柄です。

 

仕事をしない看護師について、師長に訴える際のポイント

ただし、師長への訴え方には3つのポイントがあります。

1. 夜勤帯にナースステーションを抜け出す時間帯を、ある程度記録しておくこと

ちょっと嫌な気分になるかもしれませんが、「○○さんが仕事をしない」ことを訴え出るわけですから、必要な情報だと思ってください。話を聞く師長の方だって、こういった情報がなければ、「○○さんが仕事をしない」事実を把握することはできません。

例えば、電子カルテであれば、その時間帯にその看護師が病棟内で電子カルテを使った履歴が残らないはずですので、これも合わせて考えてくれると思います。紙カルテだと難しいですけどね。後からどうとでも書けますし。

 

2. 院内不倫の可能性が高いと思っても、そこは黙っておくこと

こちらは必須です。

前述の通り、プライベートがどうだろうと知ったこっちゃありません。逆に、実際にその現場を写真に撮るとか、決定的なものがなければ、他人が触れるのは難しい問題なのです。

本人たちが否定すれば恨みを買っちゃうかもしれません、家族も巻き込んでしまいかねません。泥沼化すれば周りへの影響も大きくなり、仕事への支障も出てきますので、訴えるときには「院内不倫」には触れずに黙っておきましょう。

仮にその医師が若いイケメンだとかの場合、ひなこさんが心配しているように「ひがみ」と取られることもあります。人の恋愛沙汰には首を突っ込まないほうが賢明です。

 

3. あくまで「○○さんが、夜勤帯に仕事をしない」事実だけを、師長に伝えること

もっとも大事なポイントです。

ただでさえ人手が少ない時に、仕事をしないでいることは大きな問題と捉えて良いと思います。

だって、その看護師がナースステーションを離れている間に、患者さんが急変したらどうしますか?ひなこさん1人で対応しますか?それ以外の患者さんへのケアは後回しですか?それが夜勤看護師の姿といえますか?

この辺りをよく考えれば、おのずと答えは出てくると思いますよ。

 

いかがでしょうか。院内不倫って、実はどこの病院でも良くあることかもしれません。

2交代の夜勤であれば、家族よりも長い時間一緒にいるわけですし、男女の関係だってあるかもしれません。そんなことは大人同士なんですから、仕事に影響を及ぼさなければ、放っておいてよいと思います。

それよりも、やるべき仕事を放りだして、患者さんに悪い影響を及ぼすことは問題です。

今までは無かったとしても、この先ぜったいに無いとは言い切れません。その部分に関してだけは、改めさせる必要があると思います。

訴え出るなら、ひなこさんの仕事を管理するべき師長に、先ほどのポイントを参考にして訴えてみましょう。

本人に指摘してもムダです。
医師の上司はもっとダメです。その医師から恨みを買う可能性もあります。

それでも何も変わらないようなら、その病院にはサヨナラした方が賢明かもしれませんね。

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