30代後半に准看護師になったが、40代になりこれからの方向性に迷っています

カナッペさん (女性) からのお悩み

お世話になります。

今年42歳の准看護師です。

資格は4年前に取りましたが、病院経験は10か月です。

その後は登録ナースとしていろいろと働きましたが、やはりもう一度病院で働きたく、新卒が多く入社する、准看護師も採用枠のある大きな病院に入職しました。

しかし、配属は障害者施設(重心含む)あり、技術は少ない環境です。

看護技術は少ないもののリスクの高い人を扱う機会が少なくなく、30分もかけて利用者の希望一つをかなえるなど、慢性期のICUのようなところであり、病院勤務であらゆることをしてきた方向きではないかと思え、興味が持てずにいます。

同僚の方は全員正看護師で、10年以上の経験者ばかりです。

私は家庭の都合で親を扶養しており、土日祝日出勤、夜勤も希望していたのですが、日勤のみであり、給与は処遇改善手当の付く介護士さんのほうが給与はいいと思います。

介護もナースがするため、介護士さんはスマホをしたり、ティーパーティーをしています・・。

興味をもって何でも学習するべきだというのは頭ではわかっていますが、年齢的にも最低限とされる看護技術を早めに身に着けるということが当初の目的であること、生活ができないほどの(都会ですが手当込みで十数万円)給与の問題でも悩んでいます。

・准看護師を雇う急性期は今のところ見つかりません。
・持病なく健康ですが、体力的にはあまり自信がありません(力仕事)。
・経験のない准看護師の私には複数名で夜勤をするところ(急性期や大きな病院)の就職は現実的ではなく、一人夜勤の療養型になると思っています。

このような条件の悪い自分との落としどころはどこにすればいいのでしょうか。

いろいろなところで、40歳で夜勤引退をされる方が多いようですが、

1 常勤で夜勤も含めての職場を探す
2 今の職場を続ける
3 パートでもいいので、声をかけてくれている療養病院で数年経験を積む

将来的には、20歳からナースの人には臨床経験ではかなわないので、プラスアルファとしての小学校教諭の免許を生か(せるのかはわかりませんが)し、50歳以降は児童施設でのナースをしたく考えています。

そこにいくためのプロセスとしてアドバイスいただけないでしょうか。

大変長い文章で申し訳ありません、よろしくお願いします。

椿(ツバキ)からの回答

やりたい看護とは何かを明確にすることから、ひとつずつ進んで行きましょう

看護師・椿(つばき)

返信が遅くなり、申し訳ありません。

そして今回は少し辛口でコメントをさせていただきますがご了承ください。

すでに解決されているかもしれませんが、お付き合いください。

 

1.年齢と経験から椿の感じること

最初に椿がお悩みを拝見する限りで、わからなかったことを4つ挙げてみます。

 

1 どのようなリスクがあるのか?

お悩みの文章にありました「看護技術は少ないけれどリスクの高い人がいる」とは、どのようなリスクでしょうか?

生命のリスクなら、障害者の方を対象としていても、看護技術が少ないということは考えにくいと思います。(例えば、急変時の対応や、ERでの看護師の働き方などをイメージされているのでしょうか)

ICUのようなところでリスクの高い人がいるのに、看護技術は少ないとなると矛盾しているんじゃないかと思いました。

 

2 向き不向きの判断基準は?

それから、経験が10か月ほどとのことですが、なぜ現在の職場が「病院勤務であらゆることをしてきた方向き」と思ってしまうのでしょうか。

もしも、生命のリスクの高い人がたくさんいるところならば、病態などの面ではとても勉強になる環境ではないのでしょうか。

 

3 興味が持てない理由は何?

そして、カナッペさんご自身が現在の職場に興味が持てないということですが、それではカナッペさんはどんな看護をやりたいのでしょうか。

どんな分野に携わりたいのでしょうか。それによって今後の勤務する場所は大きく変わってくると思います。

お悩みの中に「児童施設での看護師」とありますが、これは「児童養護施設での看護師」でしょうか。

もしそうならば「心に傷を負った子供たちのケア」という道は考えてみましたか?

 

4 夜勤経験がないのは怖さが増すと思うのですが?

経験がないからこそ、1人夜勤は危険だと思うのです。

私自身、正看護師の資格はありますが、病院を離れて長いので、今何かのきっかけで「1人夜勤やって」といわれても、怖くてできません。

椿が怖いのはもちろんですが、そんな状況の看護師に対応される患者さんはどうでしょうか。

カナッペさんが、何かあった時(夜中の急変など)に1人で対応することはできますか?

経験があっても、1人夜勤は怖いものです。

准看護師、正看護師の資格の差は、夜勤の人数には影響しません。看護師としての知識や技術があるかどうか、そこにつきます。

 

2.勤務条件について椿が感じること

夜勤について

椿も相談者さんと年代的には近い(ほぼ同じ、と思ってください)のですが、看護学生時代の同級生、あるいは新卒で入職した病院時代の同期には、いまだにバリバリと夜勤をしている看護師が大勢います。

椿が働いていた病院の同僚では、60歳代で夜勤をバリバリこなしていた看護師もいました。

この状況からもお分かりいただけるように、夜勤の引退に客観的な年齢は関係ありません。

まずはこれをご承知ください。

 

「夜勤者として働けるかどうか」です。

 

自分で線引きする人もいますし、周りから「そろそろ引退したら?」といわれる人もいます。

でも良く考えると、その年代って管理する側になっていることが多いですよね。そうなると自然と、夜勤の人数からは外れていくのだと思います。

 

療養型について

また、カナッペさんはなぜ療養型にこだわるのでしょうか。

療養病棟はお国が定めた現在移行期間であり、現時点では2024年に廃止が決定しています。(とはいえ、お国の事情で変わるかもしれませんけどね。)

そのため、療養型に就職したとして、あと数年でまた職探しという可能性もゼロではありません。

年齢を考えても数年後にまた職探しなんて面倒ではないでしょうか。

ご家族を扶養しているという家庭の状況を考えても、給料は最重要事項となります。

ここからの勤続年数は退職金などにも響きますから、何としても長期間働ける病院を検討されたほうがいいのではないでしょうか。

 

子供への関わりについて

また、小学校教諭の免許を持っており、将来的にも子供に携わりたいと考えているのならば小児科へ挑戦するという選択肢はありませんか?

 

子供の看護と大人の看護は、同じ看護でも内容はガラリと変わることが多々あります。

もちろん、小児の分野であれ急性期は厳しいと思いますが、小児の回復期や障がい者病棟などであれば、可能性はゼロではないと思います。

あるいは、もっと狭き門かもしれませんが、小児のメンタルについて学べる職場も良いと思います。

児童養護施設に来る子供たちは、何かしら心の傷を負っています。その分野で対応できる看護師って、スゴイと思うのです。

これらの病棟は、子供専門病院でなければ無いこともあります。

まずはご自身の居住している地域にこのような病院、病棟があるのかを探すことが必要ですから、再就職まで少し時間がかかってしまうかもしれません。

 

現時点では、子供の看護を経験していない状況で、小学校教諭の免許のみで児童養護施設のナースの職探しは、さすがに厳しいかもしれません。

それこそ「20年以上小児看護に携わってきた」なんていうライバルがいたら、勝ち目は薄いでしょう。

ですが、子供に関するノウハウ、子供のメンタルに関するノウハウを持ち、かつ、医療の免許を持っているカナッペさんなら適職であり、将来につなげることも十二分に可能なのではないでしょうか。

 

3.椿のアドバイスは3つ

これらを踏まえたうえで、カナッペさんがご提示された選択肢から椿がお伝えしたいアドバイスは3つになります。

 

1 今の職場について

正直、興味もなく、給料も安いなら今の職場に残るという選択肢は「無し」で良いでしょう。

ただし、パートを選択した場合では、今以上にお給料が下がる可能性があり、何より退職金が出ない場合がほとんどです。

 

2 これからどうしていきたいのか

「自分のやりたい看護を明確にすること」です。

椿がカナッペさんに1番勧めたいのはここです。看護技術を学びたいのなら、療養病棟では厳しいでしょう。

とはいえ、ご年齢を鑑みても急性期での雇用も正直難しいです。

今後は、急性期でなくても一般病院に勤務して、看護の知識や技術を溜めていくことが必要ではないでしょうか。

300~400床規模の一般病院なら、常勤で夜勤あり、夜勤は看護師2~3人態勢のところが多くなります。

また、教育に特に力を入れているところなら、年齢関係なく未経験者やブランクのある看護師へのサポート体制は充実しています。

 

3 小児への道

将来的に児童養護施設のナースになりたいのならば、「小児の看護」を学ぶ必要があるでしょう。

ケガや疾患だけではなく、子供のメンタルと成長の「あるべき姿」を知っておくべきだと、椿は思います。

 

まとめ

カナッペさんはご家族を扶養されていて、すぐに職を決めなければならない焦りや辛さがあるかと思います。

そのため、理想と現実の間でいろいろと迷われているのですよね。

そんな時こそ、今一度振り返って自分の人生のビジョンを見つめなおしてみてください。

自然と今後が見えてくるかもしれませんよ。

 

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