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看護学生 看護観や志望動機がはっきりせず、面接でしっかり答えられません

公開日:2019年9月26日
最終更新日:2019年9月26日
(変更日:2019年9月26日) ※

藤田泉さん (女性) からのお悩み

最初、就職を決めていましたが友達のお母さんの勧めで、看護師の仕事に興味を持ちました。

母に相談したところいいと思うと言ってくれて、専門学校に通いながら病院に住み込みで働くことに決めました。

とても大変なのはわかっていますが、就職するよりも看護の道に進んだ方がいいと思いました。

ここまではいいのですが、なぜ看護師になりたいか、と聞かれたら納得のいく返事ができません。

先生から面接のことをたくさん言われあせっています。

また、私がいきたいと思ってる専門学校は病院が特定をしている学院なのでなぜここにしたのか?と聞かれてもいえません。

なぜ准看護科から学ぼうとしたの?と聞かれてもその学校が准看護科からだから…。どう考えたらいいですか。

椿(ツバキ)からの回答

素直に理由を考えてみよう

看護師・椿(つばき)

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

もしかしたらもう受験は終わってしまっているかもしれませんね。

ですので今後の参考程度にみていただければと思います。

 

1.実は意外と多い、看護師になりたい理由がない人

 

看護師を選んだ理由を聞かれても返答できない人、実は現役の看護師さんたちの中にもいます。

実際、椿の同僚にもいました。

ですが、そのような人たちでも看護師になって働いているのですから、結果として看護学校の面接を乗り切っているということです。

看護師になりたい人というのは、自分あるいは家族が看護師さんにお世話になった人が多いと思います。

でもそれに当てはまらない人では、「なんとなく」という人もいますが、「お給料がいいから」「女性が自立できるから」など、比較的シビアな理由で看護師を志したという人も多いのです。

藤田さんの場合、取り繕って理由を述べても面接でボロがでてしまうかもしれません。

そうならないためにも、素直に「友人の母に勧められて興味を持った」と答えてみるのが、一番良いのではないかと思います。

と、結論が先にきましたが、もう少し面接のことも含め、考えてみましょう。

 

2.今から考えてもOK

 

例えば、面接はいつ頃なのでしょうか(もう終わっていたら、申し訳ありません)。

面接は、単純に自分の考えを伝える、というのもありますが、それに向けて色々と自己分析することも、勉強です。

むしろ、直前とはいえ自分なりの理由があったほうが、合格する確率は高くなるでしょう。

学校によっては理由がある=看護師としての志が高いというように、藤田さんのことを評価してくれる可能性もあります。

高校では、面接対策などで学校の先生からサポートをしてもらっているでしょうし、先生と相談して理由を決めてしまってもいいかと思います。

 

また、藤田さんは学校見学や資料請求などを行ってみましたか?

その学校の資料などに目を通すと、意外と「学校を決める理由」として使えそうなキーワードが、ちりばめられていることがあります。

あるいは、学校見学に行って感じたことを、そのまま学校を決めた理由にしてみても良いでしょう。

まずは、これから行く学校の情報を収集して考えてみてはいかがでしょうか。

恐らくですが、何となく考えたものだと面接当日に忘れてしまう可能性があります。

しかし何かに紐づけて考えた理由なら、意外と忘れにくいですし、自分の考えとして正当化できるものですよ。

 

3.椿からのアドバイス

 

看護師は、誰でもできる仕事ではありませんから、それなりに理由をもって目指す人が多い職業です。

これは、看護師に限らず、例えば病院の中で働くコメディカル(医療従事者)も、国家資格が必要な職種ですから、やはりみなそれなりに目指した理由があります。

とはいえ、必ずしも、看護師になる明確な理由があって看護師になっている人ばかり、ということもでないのです。

だからといって「何となく」だけで目指せる職業でもありませんし、「何となく」だけで国家試験まで合格してしまう人は、少ないのではないかと思います。

 

また、これも覚えておいてください。

看護師になりたい理由が「お金のため」という現実的なことだとしても、実際にそれしか答えられないのは、おそらく面接ではアウトでしょう。

ですから、それらしい理由、自分が胸を張っていえるような理由を、面接当日までには考えておきましょう。

もちろん、正直に「知人に勧められたから」というのも、一案かと思います。

さらに一歩進めるならば「知人に勧められたことで興味をもったから」も良いと思います。実際、椿の同級生にもそういった回答をしている人がいましたが、彼女は合格しましたよ。

そして、これは蛇足かもしれませんが、頭の片隅に置いておいて頂けると良いかなということがあります。

それは「いずれ、正看護師を目指してほしい」ということです。

准看護師の学校は現在、減少傾向にあります。

つまり、将来的には准看護師の数が減っていく方向に向いているということです。

そして、准看護師と正看護師は、同じ看護師ですが、やはり「やっても良い業務の範囲」が少し違います。

藤田さんの考える看護師像がどちらなのかが分かりませんが、この先もずっと看護師を続けたいなら、どこかのタイミングで正看護師を取得することをお勧めします。

住み込みで働きながらの学生生活は大変かと思いますが、体に気をつけて頑張ってくださいね。

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