看護師として働くなかで、接遇の問題上おしゃれをどこまでしていいのか迷いますよね?
今回は髪型やピアスなど、それぞれ項目別に分けて現在はどのような状況になっているのか紹介していきます。
1. 看護師の仕事中の髪型について
髪の明るさは、多少明るくても落ち着いた雰囲気であれば問題ない
髪の明るさについては職場で多少異なりますが、落ち着いた雰囲気が持てればピンク系、オレンジ系、イエロー系の明るくなりがちな系色の色でも問題にはなりません。
なかには、茶髪に交じり金色のメッシュを入れている方もいますが、ここだけの話。
髪型をしっかりとおだんごヘアーにしてまとめて、おだんごヘアーの中にきちんと隠しておけるようであれば問題はないと思います。ただ、明らかに金色の髪の毛が目立ってしまうようであればそれは問題になります。
髪型はおだんごヘアーが理想
また、髪型の基本はおだんごヘアーが理想的です。しかし、ひとつにまとめてあれば問題ないというところも多いです。
ただ、髪の長い人の場合はひとつに髪をまとめていても、仕事の際に髪の毛の毛先が患者さんに触れ不快感を与えてしまう場合があります。
髪型はそれについても配慮したうえで整えましょう。
2. 看護師の仕事中のネイルについて
基本的に手指のネイルアートは禁止
基本的に、看護師は手指のネイルアートは禁止です。派手なジェルネイルや着け爪を見たら、患者さんは触れられたくないですよね?
しかし、病院によって、手指に関しては爪の保護を理由として透明・ベージュ・ピンク色などの目立たない色であれば許可しているところもあります。清潔感を与えるひとつの術として、許可している病院もあるようです。
足のネイルに関しては、ナースシューズで隠れることが多いので、ネイルしている方が多いですね。問題はないと思います。
ネイルを楽しみたいのであれば、足のネイルで楽しむのが確実ですね。
3. 看護師の仕事中のピアスについて
ピアスの穴を空けるのは問題ないが、着用については職場次第
ピアスの穴を空けること自体は問題ありません。ただ、ピアス着用については職場規定で決められている場合もあるので、入職時の規定などで確認しましょう。
大体の病院では、目立たないシンプルなものであれば着用OKのところが多いです。
仕事中のピアス着用には注意が必要
しかし、ピアスを患者さんのところに落としてしまった場合や、小児科などで子どもがピアスを引っ張ってしまう場合など、事故のもとになるケースもあります。
ピアス着用についてはそれらを考慮したうえで、自身で着用を考えてください。
(私は仕事のときはピアスは着用せず、休日のみ着用していました)
4. 看護師の仕事中の白衣について
清潔感のある白衣で、スカート丈には注意する
白衣は、病院規定のものしか着用してはいけない職場もありますが、基本白衣として清潔感があるものであれば、何でも問題ありません。
ただ、ワンピースタイプの白衣の場合はスカートの長さは短すぎないよう注意しましょう。スカートを短くしすぎてしまうと、患者さんの移送・移乗のときに下着が丸見えになってしまいます。
5. 看護師の職場へ行く時の服装について
基本的に自由だが、露出度の高い服装は控える
基本的には、職場に行く服装は自由でいいと思います。
しかし、一部の公的病院や規定のある病院では職場に向かう服装を「派手すぎない服装」と規定しているところもあります。露出度が高くない服装であれば、基本的に問題はないので大丈夫です。
おわりに
看護師の職場のおしゃれについて、参考になりましたか?
職場によっては、その職場独特の規定などもあるのでまず職場の規定について確認してみるのは一番だと思います。また、地区によっても多少差もあると思います。
(比較的、関東に比べ関西圏は髪の毛が明るかったりします)
これを機会に接遇について、改めて見直しみてはいかがでしょうか。