当サイトは一部アフィリエイト広告を利用し運営しています※提携企業一覧

オーストラリアの看護師の労働環境~海外の看護師状況~

公開日:2012年11月20日
最終更新日:2012年11月20日
(変更日:2016年8月10日) ※

a0027_000028

世界各国、看護師のおかれている労働環境は様々ですが、中でもオーストラリアの看護師は大変良い待遇のもと仕事に従事していると耳にします。それでは、具体的にどういった待遇なのでしょうか?

オーストラリアの看護師は日本の看護師よりも高待遇

看護師の給与、労働条件

オーストラリアの看護師は、アメリカと同じ位給料が高く、労働条件も良いと言われています。例えば正社員として契約し、4週間で20日出勤、それに夜勤をいれた場合、Pay day off という賃金が支払われる休みをもらうことができ、実質4週間で19日の出勤となります。休暇を取って仕事を休んでいる期間をleave といいます。給料や賃金が支払われる有給休暇はpaid leave といいます。一年間働いた場合4週間のpaid leave、さらに夜勤を入れている場合にはpaid leaveが6週間分にもなるそうです。休暇の前借りも柔軟に対応してもらえるとのこと。

他に、sick leaveといって有給の病気休暇が年に15日あって、病院によってはナースマネージャーに一言告げるだけで簡単に休むことができるそうです。それ以上にどうしても必要な場合にunpay leaveという、賃金が支払われない休暇をとることも可能とのこと。残業も少なく、柔軟性の高い勤務スタイルであることから、オーストラリアの看護師はとても十分な休息を得ることが出来る環境なのです。

社会的に高く評価され尊敬されている看護師

オーストラリアの正看護師資格は学位でもあるので社会的に高く評価されていて、専門職としてとても尊重されているそうです。そして、看護師の権利もある程度はっきりしているといいます。日本の場合、患者や医者、同僚から精神的苦痛を受けた経験がある看護師が少なくないと聞きます。

オーストラリアでは、「良い看護」を提供するのは当然として、「良い看護」を提供する為に、提供する側の看護師が肉体的にも精神的にも健康であるべきという考え方の様です。患者に失礼な態度をとられては気持よく看護できないでしょうし、体の自由がきく患者の場合は、遠慮無く患者に協力をあおぐそうです。前述の様な休息の面も含め、看護師がストレスを貯めこまないで済む環境といえるでしょう。

社会全体での配慮

ここまでご覧になって、大変恵まれた環境なのがお分かりになって頂けたと思いますが、さらに、勤務条件の改善を求めてストライキが起きたり、賃金UPの要求を看護協会が政府機関と交渉するなど、オーストラリアでは、看護師の労働条件や権利への配慮が常にされているのだそうです。

※関連記事

本コンテンツは、看護師監修のもと、ページ公開時の調査、情報などに基づき記述されたもので、正確性や安全性を保証するものでもありません。実際の内容は各専門機関の最新情報をご確認いただきますようお願いいたします。
本コンテンツの情報により発生したトラブル、損害、不測の事態などについて、当社は一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
※コンテンツの日付け表記ついて「公開日…ページを公開した日」、「最終更新日…情報を更新した日」、「変更日…システムやデザインの変更を行った日」をそれぞれ指します。
「ナースハッピーライフ」の最新情報をチェックしよう

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」ナース専用のハウツーサイトです。
Facebook または Twitter で最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

ナース転職サイト おすすめ 3サイト

転職しようかな…と考えている看護師の方には、以下の転職支援サービスの利用がおすすめです。

  • 看護roo!(カンゴルー)
    ● 累計利用者数50万人以上
    ● 求人数トップクラス
    ● 東証プライム市場上場企業
    ● 資格が活かせる病院以外の求人も豊富
    公式サイト 口コミ・詳細
  • レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
    ● 求人数トップクラス
    ● 累計利用者数は40万人突破!
    ● 病院求人多数
    ● がっつり働きたい人におすすめ
    公式サイト 口コミ・詳細
  • マイナビ看護師
    ● CM多数!大手転職支援サービス
    ● 全国各地の求人をカバー
    ● ブランク・未経験OK求人が多い
    公式サイト 口コミ・詳細

もっと詳しく知りたい方は、「ナースの転職サイト比較ランキング」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!

ナースハッピーライフを通じて転職支援サービスに登録いただくと、売上の一部がナースハッピーライフに還元されることがあり、看護技術の記事作成や運営費に充当することができます。応援お願いいたします。

いまさら聞けない看護技術が本になりました↓
いまさら聞けない看護技術が本になりました
ナースハッピーライフ総合トップ
総合トップに戻る
当ウェブサイトではサイトの利便性の
向上のためにクッキーを利用します。
We use cookies to enhance your visit to our site.
同意して閉じる
ACCEPT & CLOSE